齊藤 紳一郎
一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
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昨今の企業の抱える課題は複雑化しており、ＩＴだけでは解決が難しいと感じることが多くなってきました。 ビジネス設計に踏み込んで考え、技術でビジネスがどう変かわるのか、活用の方向性を議論しビジネスの変革を通じて、企業と私も共に成長できる関係構築を目指し活動しています。 今まで販売代理店、システムインテグレータという立場で、社会の様々な企業と携わった経験を生かして、「技術やアイディアを通じて世の中を変革する仕事」を目指していきたいと考えております。
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大手値下げに“なす術なし” 格安SIM各社、総務省に緊急措置を求める
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
通信キャリア３社が値下げしたらMVNOからこの要求がくるのは当然なわけで、
「総務大臣がマーケットを壊したのだから、なんとかしろ」と迫るのは当然。
ちなみにハナからこのシナリオならば、キャリア３社は乗らなかっただろう。
ちゃんと考えてやってんのか、政治的パフォーマンスなのかは定かではないが、ものを知らない政治家が戦略なくして右往左往している気がしてならない。
値下げ、値下げと叫ぶのは良いのだけれど、MNOとMVNOがそれぞれ棲み分けしてサービス設計をしているわけで、それが今回の値下げでMNOがサービスレベルを下げてMVNOと同じ対応にした。
MVNOはこれ以上、なにを削るのか…。
素直に高くてもフルサービスのMNOを望むユーザーが多い中、値下げの前提条件を利用者がついていけない状態を作り出し、トラブル時に裏の事情知り路頭に迷うユーザーが出てこない事を祈ります。
困ったら消費者庁から圧力かけるんだろうな。きっと…。少しだけMNOの3社には同情します。
武田総務相、大手に接続料下げ要請 格安スマホに「重大な影響」
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
通信キャリア３社が値下げしたらMVNOからこの要求がくるのは当然なわけで、
「総務大臣がマーケットを壊したのだから、なんとかしろ」と迫るのは当然。
ちなみにハナからこのシナリオならば、キャリア３社は乗らなかっただろう。
ちゃんと考えてやってんのか、政治的パフォーマンスなのかは定かではないが、ものを知らない政治家が戦略なくして右往左往している気がしてならない。
値下げ、値下げと叫ぶのは良いのだけれど、MNOとMVNOがそれぞれ棲み分けしてサービス設計をしているわけで、それが今回の値下げでMNOがサービスレベルを下げてMVNOと同じ対応にした。
MVNOはこれ以上、なにを削るのか…。
素直に高くてもフルサービスのMNOを望むユーザーが多い中、値下げの前提条件を利用者がついていけない状態を作り出し、トラブル時に裏の事情知り路頭に迷うユーザーが出てこない事を祈ります。
困ったら消費者庁から圧力かけるんだろうな。きっと…。少しだけMNOの3社には同情します。
「テレワークは定着しない」が4割、定着阻む理由--あしたのチームが調査
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
テレワークで移動時間によるロスが激減し、業務効率が向上したと感じる。その為、打ち合わせが切れ間なく入り続けるので、事務作業の時間を確保しないとひっきりなしの打ち合わせに疲弊するという現象もちらほら。
移動などの一見無駄と思われる時間は、実は思考に充てがっていたんだと、実感する。
あとはチームの状況が分かりづらいので、電話等で様子を確認するために連絡を入れたり、雑な相談ができるような時間を意図的に設け、メンバーのストレスを抜くような気配りをするようになった。
事務所に居ると、「ちょっと良いですか？」みたいな会話ですんなり解決することも、離れて仕事をするとどうしてもスケジューラに登録して資料準備して…となりがちなので、そこにはマネージャー側が気遣いをするべきかと思う。
携帯通信大手の寡占が続きかねないMVNOの価格優位性をどう保つ？
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
先日の総務大臣からキャリア３社への値下げ要請のシワ寄せが来た。
予想どおりたが、MVNO事業者からの物言いが入ったのだ。
MVNO各社からすると、主に低価格でキャリア３社との差別化をはかってきたのに、キャリア３社が値下げしたら選ばれる要素がなくなるのだから当然。
これまで総務省が低価格の通信サービスを実現したくて、MVNO事業者を作るように仕向けてきた。
キャリア３社のようにキャリアショップを構えて、端末補償からアフターサポートまでフルスタックでサービスを提供するのではなく、必要なものだけに絞って安くサービス提供をする事を目指してきた施策だ。
事業参入した企業が多くいるにもかかわらず、育ってきた目を摘むように、キャリア３社に値下げさせたら、結局元のキャリア３社の協調的寡占に戻るだけで、一体何がしたかっのか…。
ＫＤＤＩ“最安値”発表「非常に紛らわしい」 武田総務相が不快感
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
武田大臣が値下げに反論したKDDIに対して、感情的になってるようにも見える。
もはやスマホで5分以上通話する人っているの？？
LINEやMessengerで済ますので、もはや電話番号すら知らない友人も増えているので不便さを感じないし、わざわざ総務大臣がごちゃごちゃイチャモン付けるほどの話なのか？？
それより、ITリテラシーない利用者がオンライン手続き限定に耐えきれないことの方が問題。
通信料下げたければMVNOの格安スマホに移れば良いだけで、そこに移行できないサポートが欲しいユーザーがMNOの充実したキャリアサービスを選んでるに過ぎない。
安い料金のサービスなんてとっくの昔からあるよ。しかも総務省の意向でMVNOを作らせたんじゃないか！！
作らせておいて、MVNOのマーケットを潰すような事やったら、またメガキャリア三強に戻るだけで意味がないよ。
政治的パフォーマンスはやらなくてよいから、日本の通信技術の国際競争力高めて、外貨獲得できるように施策を考えてくれよ。
注力ポイント間違えてるよ。大臣なんだからもっと高い視座で物事考えてくれ〜。
ビジネスパーソンが今一番、知らなきゃいけないSociety5.0入門
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
society5.0と言うと、何だかかしこまって聞こえてしまうが、データを活用してユーザービリティの高い便利なサービスを提供すること。
そこには企業の壁を超えたデータの利活用が必須だが、なかなかそんな議論をする場がないので、進まないと言う現実がある。
企業のデータは、ビジネス推進上の武器でもあるので外部に提供することによるリスク、顧客からのネガティブなイメージによるレピュテーションリスクが伴うので、安心してデータを提供することができないからだ。
これらの課題をクリアして、生活者の許諾を元に企業同士が繋がり、あらたなサービス開発をしていく場が求められている。
企業間情報連携推進コンソーシアムを立ち上げ、活動している中でも多くの参画企業と議論をしている中で、やはりユーザーの利便性追求をしていくと企業間でのデータ連携は必要。
引っ越しを始め、企業の壁を超えてデータが連携する事によるユーザービリティ向上の恩恵は大きい。
KDDI、20ギガ月2480円 大手3社で最安値
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
値下げは３社揃ったが、後出しジャンケンしたKDDIが最安値。まぁ総務大臣とやりあった後の2社が安価なプランを出して出遅れたこの状況で、同価格のプラン出すわけにいかないだろう！
結局、MVNOという通信事業者間での競争を仕向けたにも関わらず、本家のMNOのキャリアに値下げ要求したら、MVNOはどうしろと？
結局、今回の値下げは、キャリアショップの運営委託先の代理店を使わずに、オペレーションコストを下げて提供するって話なので、今まで通りの手厚いサポートは無い。
これで困るのって格安スマホに移行できない情報弱者で、この人達に対してキャリアショップが「安いんだからサポートできないです。自分で何とかして下さい！」って扱いしたら、誰が救済するのだろう？？
総務省は、メガキャリアの料金指導はしなくて良いから、電波の割当条件に国産のネットワーク機器を使うとか、雇用への貢献みたいな項目を入れて、日の丸技術を海外に輸出して、その利益を日本の通信費に還元する施策を打ち出して欲しい。
ＮＨＫ悲願の「届け出義務化」と「居住者情報照会」はテレビ離れを加速させるか
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
もはや受信料払ってまで、テレビを見たいとは思わないという世代が増えているのにもかかわらず、従来型の制度にアレンジを加えて、何とかしようというのは如何なものかと。
小手先でこねくり回すよりも、もはや民法のようにスポンサー探すか、受信料払わないとスクランブル解除できなくするとか、運営方法の見直すべき。
有料放送ならば、NHKをわざわざ選ばないとは思うが…。
これもコンテンツは海外からの買いものばかりで、バリューを出さないからに起因していのでは？
価値のないものは淘汰される。そこから見直さないと気持ちよく受信料を支払って貰えないと思う。
ＮＴＴ、２０２５年大阪・関西万博で６Ｇ展開へ 米国、中国との開発競争で日本の先手狙う
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
先日のNECへの出資。富士通も参画の可能性も。
NTT主導で日の丸通信連合が実現すれば、エリクソン、ノキア、ファーウェイ（時流的に中国ベンダーは排除されてますけど）など海外のネットワーク機器ベンダーに握られた世界に一矢報えるかも。
グローバルの弱小が徒党を組んでも…という意見もあるけど、通信は国防にも関わる問題だから、海外ベンダーに握られているのはやっぱりマズくて、ちゃんと国産技術を育てていかないといけない。
その点をNTTは一貫して国内のネットワーク機器ベンダーを育てる姿勢をとってきた。だから日本人として応援してあげたい。
今となっては、日本の通信事業者はほぼほぼ外資系ネットワーク機器ベンダーの機器でネットワークを構築しているが、
「グローバルシェアの高い安価な機器で競争力を…」というのはわかるけれど、そこは国民の資産である周波数を使って商売をしているのだから、日本の雇用にも何らか貢献する事を考えるべきかと。
そんなことやってて、最高益だとか騒いでる会社まである始末。そのくせコロナ感染拡大で国民の生活が困窮しているのに、通信料金は下げないってどうなんだ？
もはや周波数割当はオークションかサスティナビリティへの貢献で評価したらと思ってしまう。
５Ｇ、全国普及は数年後＝携帯各社、エリア拡大急ぐ
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
通信事業者は設備投資するだけで、利用料金は上げられない。
通信の技術はネットワーク機器ベンダーが握っていて、結局ベンダーが儲けるためにマイグレーションを繰り返す。
通信事業者は、ネットワーク全体の設計と基地局用地確保に奔走し、誰得？状態。
この分野は、外資系ネットワーク機器ベンダーが握っていて、日本のネットワーク機器ベンダーはNEC、富士通の2社を残すのみ。国際競争にさらされてこのままでは鳴かず飛ばず。
外資系ネットワーク機器ベンダーを潤すために、日本の国民のお金が使われているって皮肉な結果に。
なんとかこの流れを変えてもらいたい。
マイナンバーカード、携帯ショップでも申請 政府検討 休日対応で普及促す
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
先日のドコモのahamoの発表で、キャリアショップを運営する代理店はビジネスの岐路に立たされている。
雇用の確保があるので、新たな収益源としてキャリア主導で国からの業務委託手数料を貰えるビジネスが来れば、嬉しいだろう…。
その一方で、混雑が慢性化して来店予約しないと、受け付けてさえもらえないキャリアショップ。
ITリテラシーの高い顧客はwebでの手続きに移行して、キャリアショップの店頭は情報弱者や故障などのトラブル対応が中心。みんな時間がかかる顧客対応ばかり。
この人達の対応を疎かにして、別の業務委託に人手を割くのは正しいのか？
本末転倒にならない事を願う。
｢月2980円バトル｣赤字必至のドコモと黒字前提の楽天､その決定的な違い
齊藤 紳一郎一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアム 常務理事
ネットワーク機器ベンダーが技術方式を握る世界で、自前で完全仮想化でネットワークを作ったのはすごい。
その一方で、基地局用地確保で躓くってあたりが読めてのかったのが残念。通信キャリア各社は、随分前からみなこの問題解決に苦労しているのに。
それにしても、せいぜい数km範囲のエリア確保の為だけに、わざわざ社長が用地確保に動くって…。日本全国で使えるようになるためには、三木谷さんのスケジュールが数十年埋まっちゃう(笑)
単なる記者向けのパフォーマンスだろう。
５Ｇの基地局は電波特性から更に高密度にアンテナ設置が必要。
４Ｇのエリア化すら満足にできていない今の楽天には、更にハードルが上がるだろう。
ドコモのahamoも出てきて、KDDI、softbankも価格競争に追従することが予測される。楽天にとっては暫く予断を許さない状況が続くだろう。
イーモバイルの事業参入時と同様に通信業界への新規参入障壁の高さを感じる。
NORMAL
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