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【崩壊寸前】中国「ゼロコロナ政策」の実態
NewsPicks編集部
Fujino Hiroyuki JayNTT Data(China) VP, 業務改善室長
上海在住5年の駐在員です。 物凄く良く書けてる記事だと思います。 感染拡大の原因は香港で感染爆発し、香港在住の中国人が大量に中国に戻ってきたが、入国後に隔離するホテルが不足したため、改装予定の某ホテルを急遽隔離ホテルにした。しかし、古いホテルでセントラル空調だったため、空調を通じてホテルの従業員が感染。そこから上海市内にオミクロンが広がったように見えます。 感染が広がり、上海市の衛生委員会のトップや徐汇区のトップなど先週相次いで更迭された。各コミュニティを封鎖し、PCRをロールアウトして感染者を炙り出そうとしている。既に上海市内では千箇所以上のコミュニティ、オフィスが封鎖されており、私や同僚も部下も上司も自宅隔離状態です。こうなるとGDP5.5%の経済目標の達成は難しくなるでしょう。 しかし、過去2年で上海では7人しか死亡しておらず、現在の施策は過剰感が強い。局面が変わり各国政府がウィズコロナに舵を切りはじめたが、中央政府は従来型の施策を変えず、力ずくでコロナを抑え込もうとしてる。国家主席のプライド故に、振り上げた拳を下ろせない。状況に柔軟に対応できない専制国家の弱さが出ている。
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