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ソーシャルゲーム業界の栄枯盛衰、勝者はどこか
野上 大介Bizreach, Inc. HRMOS WorkTech研究所
※会社等の意見ではなく個人の意見です あと雑記です※
・SPEEDAは前職で便利に使わせてもらいました。個人で使うと高いんですが大企業であれば、こういう「沢山ファイル拾ってExcel入力して」って作業を減らせるので是非おすすめ。
・500億の壁、というか、現在のアプリゲーム市場って、携帯型ゲーム機の市場を食っているだけなので(以前のtheソーシャルなゲームは目立たなくなった)もともと市場規模が決まっているところを食べきったところでは成長が止まってて当然。業界的にはこの1,2年は市場頭打ち感はあった。
・「SPEEDA使うと楽ですよ」記事なのでセグメント分けしろっていう占部さん指摘はちょっと違うかなぁ。第一、企業のセグメント分けって恣意的なので比較しにくいことも多いと思いますから(この辺りの企業は比較的きれいですが、ね…)
・琴坂さんの「製作委員会が良いのでは」という意見は、最近みずほ銀行で出したレポートの考え方に沿うならば、むしろ競争力を削ぐ(リスクの少ないものしか出てこない)流れになるので、むしろ株式会社としてリスクを取りにいく姿を取る方が望ましいと言えましょう。
http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1048_all.pdf
・NEWS PICKSのコメントには、高いお金を御支払い頂いているユーザ様はいらっしゃらないのですね。私は商売抜きで「使いたい!」と思うものだけに使うスタイルで仕事をしていて、それなりの金額を使いましたが…
【Vol.1】塩野誠「『失敗本』と『変遷本』から人間の機微を学べ」
野上 大介Bizreach, Inc. HRMOS WorkTech研究所
『失敗本』と『変遷本』という提案は納得できます。
「成功本」だと、所詮「勝てば官軍」なので、成功要因がクリアにわかるものは少ないのですが、「失敗本」がそれじゃあ本にならない。ちゃんとNGなことは書くよね。
また、自分のコンサル時代の師匠は、クライアントが現在に至る流れを必ず追え、と指導してくれました。なぜなら、過去の成功・失敗を通じて育まれた組織の「癖」に沿って意思決定が行われるから。癖を直すにしろ直さないにしろ、変遷を追わないといい提案はできないよ、と。「変遷本」は、その点で納得。
じゃあ古典を読めているかというと私は読めてないですがね…それは単なる「努力の総量不足」ではあるんですが。でも、次の時代の古典になりそうだなぁと思う本に出会えると面白いですし、これは古典たりうるか、と思いながら読むのも一案かなぁ…
失われた30年の壁 三菱重工、「名門破壊」の先
野上 大介Bizreach, Inc. HRMOS WorkTech研究所
記事では、最近になって動きが見えた、という雰囲気で書かれています。
でも、これは、宮永社長が社長就任前からかかわっていたと思われる「戦略的事業評価によるポートフォリオマネジメント」の動きがより大きく見えるようになった、というだけの話ともいえます。
まあ、ポートフォリオマネジメントがちゃんと実行され続けているということが、もっとも評価されるべきことでもあるんですがね。記事の書き方にケチをつけてもしょうがないですかね…
H22年(2010年)の計画では「事業責任体制の明確化/企業価値増大に向けた経営管理指標導入」とあったポートフォリオマネジメントですが
https://www.mhi.co.jp/finance/library/plan/pdf/h22_04keikaku.pdf
宮永社長は、2011年4月に「副社長執行役員、社長室長」に就任しているので、おそらく、ポートフォリオマネジメントを形にして、結果的に社長就任後に向けた準備を行えていたということになると思います。
バブル水準の予測から1000万超の雇用創出 「失われた20年」の思いがけない遺産 | スイスの視点で日本のいまを読み解く
野上 大介Bizreach, Inc. HRMOS WorkTech研究所
思い込みを除いてフラットに見れば気づくことがあるよね、という話
(ただし、記事はもうちょっと丁寧にまとめてほしかった!)
・「失われた20年」という解釈をいったん忘れ、割合だけではなく
実数にも着目すると、違った結論に気づく、というのは面白い。
・一方、お互いの論文を読みあってる3人の対談をそのまま文字に
起こしただけなので、全体像をつかみにくいし、論拠もしばしば
不足しているように見えてしまいます。
(たとえば、実数に着目していたはずが、部分によっては、比率が
改善されたのを論拠にしてしまっている)
査読あり論文のネタを話しているのだとしたら、たぶん実数も
見ているはずなのだが、対談では伝わってこない…
※ここは著者の問題というよりは、ダイヤモンドHBRの編集部の
問題じゃないかなぁ…と思っていますが
・もうちょっとだけ調べると説得力が増すのになぁというところも。
たとえば1000人以上の企業の求人数はリクルートのデータを拾って
いるのに、2万人以上の大企業が「わからない」で済んでるところ。
日経の縮刷版拾って数字足し算すれば出てきそうな気が…
セブンが仕掛ける壮大な「コンビニ改革」
野上 大介Bizreach, Inc. HRMOS WorkTech研究所
意外とコメントが少ないのが、オムニチャネルが「第2の」創業であること。あれ、ヨーカドーから見たらセブンが「第2」でもよいと思うんですが、事業名(ブランド名)ではとらえてないってことですね。
これは、オムニチャネルが狙う「真に需要を創造する」ということが、セブンイレブンの勝ちパターン「もともとある需要を奪いつつ最大化する」と比べて異質であることを示しているように思います。
(直近のドーナツ・コーヒーにしろ、昔のお弁当や公共料金支払い、チケット販売、ATM設置なども、専業店が取っている需要は徐々に奪いつつも、セブン自身は早期から売り上げを大きく増やしている。これは、世の中にある需要を、すべてのセブンという場所で見せることで、専業店が取り切れていない需要を取り込んでいるとみなせるのではないか)
(そして、他のコンビニは、需要を作りに行くので、なかなか大きく勝てない…ローソンの多様な出店戦略とか…その点ではローソンの方が個人的には好きですが)
そして、「真に需要を創造する」というのは、成功の見込みがよくわからず、当然加盟店さんとしても、以前より取り組みにくい動きであることは間違いないでしょう。
そこは、どこまでリスクを取れるかなんだけれど、今までと同様に、多くの加盟店が均質なサービスを提供できるように、足並みがそろわないといかんのがつらいなぁ…
500万円儲ける一般人も出た「自宅民宿」 旅館業界を激怒させる「Airbnb」とは
野上 大介Bizreach, Inc. HRMOS WorkTech研究所
長めに丁寧にコメントかいたら「Pickに失敗しました」と出て長文コメント消えて萎えた…文字数制限はちゃんとアラートしてよ!
言いたかったこと要約
①民宿の安売りプラットフォームなら規制求めてもいいけど、楽天トラベルとか他社はどうなんだっけ。
あとAirbnbって単なる安売りプラットフォームじゃないと思ふ。
ホテルを新設できない状況で需要を素早く吸収するにはAirbnbは有効だし、レストランと組み合わせればバーチャルなホテルができるので、コストを最小化して観光町おこしのベースになるんじゃないかな?
②宿の安全性、最低限のものは必要だろうけれど、火災とか対策は普通に住む家でもやるはずで、食事とかの衛生面は「素泊まりだけ」にすれば問題ないんじゃないかな、それでも足りないとしたら規制自体を見直してみては
③だから、旅館業界は自分に課せられた規制を人にも強要するだけじゃなくて自分の業界の規制緩和も求めようぜ
④宿泊者のマナーは https://www.airbnb.jp/support/article/450 ID認証とか必須にするだけでだいぶまともになるらしいよ、客を見て泊めるかちゃんと判断しようってことやね
NORMAL
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