ホーム
20フォロー
9フォロワー
一風堂ニューヨーク店の成功でわかった、日本人の「ヒドい勘違い」
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
伊藤 瑞希Sydney FC Professional Football Coach
"日本の商品をニューヨークに売り込みたいという人に共通なのは、商品ありきのプロダクトアウトの発想で話がはじまることです。最初に相談されるのはたいてい、「日本で作ったいい商品があるんだけど、アメリカで売れないか」。「アメリカにある課題を解決できるから、アメリカに進出したい」と考えている人に会ったためしがありません。" これは、日本のスポーツコーチングの状況にも当てはまると感じる。日本のコーチは、きめ細かく、分析(動作も試合全体も)やトレーニングのプランニングも出来る人が多いように感じる。もし、これをプロダクトだとすると、それをそのまま国外に持ち出しても、成功するとは限らない。上手くいかない時に、大抵の人が口にするのが、"言葉の壁があった"。もちろん、言葉は話せないより、話せた方が確実に良い。でも、"言葉の壁のせい"にして、自分のアプローチの仕方に目を向けていないのでは? オーストラリアでは、言葉の壁はあっても、コーチとして活躍している外国人は多くいる。彼らは、オーストラリアの抱えている課題を解決しようとしたり、自分のスタイルを柔軟に変えている。日本のプロダクトは、良い。これには、私も納得だが、それが相手にとって、どれだけ必要なものかを伝えなければ、プロダクトの価値さえ知ってもらえない。
2447Picks
NORMAL