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デジタル時代、名刺は企業のパフォーマンスを高めるか?
アナフィラキシー 17人は全員女性 ワクチン接種で発症
黒田 垂歩LEO Pharma Senior Director, R&D Asia-Pacific Hub
がん免疫療法の話ですが、小柄な日本人女性の方がサイトカインストームが起こりやすいと聞いたことがあります。同じ現象がワクチンでのアナフィラキシー(つまり免疫暴走)で起こっているかも知れません。
なぜこんな事が起こるのか。大柄のアメリカ人に有効なのと同じ量(0.3mL)のワクチンを、体重が半分程の小柄な日本人女性にも投与するからです。相対的に、日本人女性には2倍程のワクチンが投与されている計算です。
「体重1kgあたり〜ミリリットル投与」とすればこんな問題は起こらないのですが、現状の医療制度・法体制の元では残念ながらこのような“個別な調節”はできない事になっています。
上記はあくまで個人的な推測に過ぎませんが、特に女性や子供さんについては、今後もワクチンの副反応に注視していくべきだと思います。
新タイプのウイルス、6月に突然出現…東京から感染拡大
驚異のウイルスたち(1)巧妙な生存戦略で繁栄
黒田 垂歩LEO Pharma Senior Director, R&D Asia-Pacific Hub
医学・生物学の世界では広く、ウイルスを”改造”して研究のためのツールとして使っています。私もウイルスのパワーの恩恵を受けていた人間のひとりです。ウイルスベクターの活用は1980年代から始まり、以来その技術革新はどんどん進み、昨今では医学・生物学研究には欠かす事ができないツールとなっています。
がんの原因解明が飛躍的に進んだおかげで新しい抗がん剤がどんどん世に出されていますが、初期のがん研究はウイルス研究から派生したものです。また遺伝子治療や再生医療での活用が期待されるウイルスの1つは、実はHIVウイルスの仲間だったりして、一般の人が見聞きすると脅威に感じるかもしれませんが、”改造”して安全装置を付けています。
ウイルスは小さくてシンプルなモノですが、時として人類を脅かして生存の危機を与える存在です。一方で我々人類も、ウイルスの巧みな性能を活かして研究を前進させ、新しい事を学んでいます。
ウイルスと人類の歴史は、切っても切れないと感じます。
リンクの日経新聞の記事はそのようなウイルスの世界の一端を紹介する良記事だと思います。更に詳しく知りたい方には、以下の本をお薦めします。
「ウイルスは生きている」中屋敷 均 著 (講談社現代新書)
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