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教員の「ブラック勤務」が日本の教育現場でハラスメントを誘発している | 長時間のサービス残業、不可解な業務…
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
同業者として敢えて言うが、日本の教員が長時間労働、休日返上になるのは、そういう労働環境を甘んじて受け入れている、まさに自発的にやっていることだ。
いま話題になっている給特法では、超勤4項目(いずれも緊急性や一時的行事であり、日常的なものは入らない)を除いては、休日勤務はもちろん、時間外勤務も命じられない。
ここを主張して帰れば、休日も休めばいい。長時間労働の最大要因たる部活動顧問も、法に照らせば当然拒否できる。
しかし彼ら彼女らはそれをしない。そして無限の長時間労働を受け入れてしまっている。これも法に照らせば、自発的と解釈される。
国や教育行政からすれば、いくら教員数を減らそうが、現場が「回している、回してくれている」以上、余分なカネを出す必要はない。
これがたとえば「oo県のxx中学校で、人員不足のため、当面、午前授業のみで下校させることになりました」とかなれば、何らかの対応があるだろう。
しかし現場の教員に、そうやって闘う気概はない。ただ黙って過負担を受け入れるのがほとんどだ。
後藤田知事も激怒、高校生に配備のタブレット「3年もたず半数超が故障」の異常 後手に回る教育委員会、中国メーカーからは返答なし
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
業者選定の時点で、教委側にも落ち度があったと判断します。
学校のタブレットというのは、たとえ高校生であっても(そして小中学生ならさらに)、使い方や保管のしかたが、一般的なユーザーよりも粗いことは最初から想定されます。
だからこそ、まず端末自体の機能や動作に相当の信頼性があることが大前提です。(私の勤務校ではiPadを採用)
その上で、故障や破損の際に(これも一般的なユーザーよりもずっと発生率は高い)、どれだけ速やかに対応してもらえるか、が次に重要な要素になります。
この二点に関しては、長い目で見れば、コストより重視すべきなのです。
公立だから、予算に限りがあるなら、だから一番安い機種、取扱業者で、などというぐらいなら、最初から1人1台なんてやるべきではありません。
残り1枠のマラソン五輪代表決定へ、名古屋ウィメンズがスタート 鈴木亜由子ら出場 ペースメーカーは日本記録より遅いタイム
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
東京マラソンに続き、ペースメーカーの仕事ぶりが話題になっています。
ペースメーカーが存在する理由は、長距離走というのは基本的に、人の後ろを走る方が楽なのです。
ペースメーカーがいないと、序盤から先頭の譲り合いが起こり、ペースは上がらないかあるいは上下し、最終的に好記録が出ません。
しかし現代のマラソンは、記録によるボーナスや、その記録=持ちタイムで次回以降のレースへの出場料が変わる、という事情があるので、特にアフリカの選手は記録を出したい、出しやすいレースを好む傾向が強いのです。
ですから、今は国内外の大きなレースはほぼペースメーカーを走らせます。
ところで「ペースメーカー」という職業はありません。皆現役の選手です。自分からどこかの大会にペースメーカーとしてエントリーすることはないでしょう。
おそらくペースメーカーを手配しているのは陸連ではなく、大会主催者です。海外有力選手と同じく、代理人を通じて手配してもらっているのだと思います。
優勝や賞金を争う選手と違い、ペースメーカーだから適当にやるか、ということもないでしょう。というのは、何分ペースで何キロまで、という契約で来る場合がほとんどです。
ではどうして、契約で来ている、本来は走力もあるペースメーカーがきちんと走れないかというと、いろいろな理由があるでしょうが、私は日本の地理的要因も大きいと思っています。
まず、アフリカが拠点の選手の場合、かなりの時差を移動して来ること、2月下旬から3月中旬は、今年もそうでしたが、気温や天候の日々の変化が非常に激しい時期です。気象条件に左右されて調子を崩すことは考えられます。
もしかしたら、実は世界でも珍しい、道路の左側走行が、微妙な感覚を狂わせているかもしれません。
↑ここでは明確な根拠のないことを列挙しましたが、こうしたリスクを避ける方法が一つだけあります。
それは、日本人選手や、日本の実業団に所属するアフリカ出身の選手をペースメーカーに起用することです。
とにかく、今回のファイナルチャレンジを含め、国内外問わず、記録=持ちタイムが重視され、収入も左右する今のマラソン環境においては、ビッグレースで適切に仕事をするペースメーカーを起用することが不可欠です。
次のマラソンシーズンには、それがなされることを期待します。
創価大が謝罪 出雲駅伝出場のケニア人留学生がドーピング違反 榎木監督「指導・監督が行き届かず」 出雲成績は失効 経緯説明 7月にケニア帰国で購入した薬が要因か【全文】
久保田 祐正大東文化大学第一高等学校 教務部長
ドーピング検査は経緯に関わりなく、結果をもって処置が下されるので、こういうことでした、という説明にあまり意味はありません。
ただ、すごく不自然だと感じました。
ケニアから日本に陸上で来るような選手はほぼ、自分や家族の生活を賭けてやってきます。走れなければ、実際この選手はケニアに帰国しているように、その道が絶たれるのです。ドーピングに関する知識もあり、指導も受けているはずです。
そういう選手が、「友人に風邪薬購入を依頼し、成分も確認せずに服用した、結果ドーピングにかかってしまった」というのは、よっぽど軽率だった?いや、生活を賭けてやっていて、そんなミスをするでしょうかね?
また、所属チームは暗に「母国帰国中だから、我々の責任の及ぶ所ではないよ」というアピールをしたいように見えます。
最初に書いたように、ドーピング検査は結果が全てです。
処分が下った以上、こうして明かされた「経緯」について、公式に更に追及されることはありません。
ただ、読んでみて
「本人の意図的行為ではないし、指導陣や大学も把握できない(=責任がない)」という形を整えた話だな、という印象は拭えません。
NORMAL
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