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急成長ブランド「HOKA」のマーケットプレイス戦略とは?
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
2016年にフレンチリビエラマラソン(ニースからカンヌまでのフルマラソン)と2017年のニースでのアイアンマンに出場したときは地元ランナーの間では圧倒的にアシックスを履いている人が多かったんですよね。ちなみに、2位がミズノ。 それが2018年になると「へっ?なにこれ??」と思ったんですが、参加者の足元を見たら、たった1年でHOKAが首位の座を奪ったかのような様子の変化でした。 私が所属する南仏のトライアスロンチームのコーチも地元フランスのブランドということもあり、HOKAがスポンサーしているのでシューズを見せてもらったときは「何これ?ダサーっ!」と感じたものです。ソールが分厚くて重そう。。。と。こんなの履きたくないな、と。 それがなんということか。めちゃ軽いことにまず驚いたのを覚えています。日本では厚底シューズといえばNIKEのイメージですが、フランスなどヨーロッパではHOKAがはじめての厚底シューズと見ていると思います。 スイスのONを厚底と呼ぶかは分かれるところですが、スイスでは圧倒的にONが支持されています。あと厚底として連想するのがNEWTONですが、こちらは2010年代前半がピークでその後、特に日本では完全にオワコンになってしまいました。 たぶんHOKAは伝統的にスポーツブランドが宣伝効果として狙うトップアスリートの領域は不要と考えていて、当面は市民ランナーや普段使いを主戦場と割り切っているかもしれません。 コミュニティを大事にしている姿勢がひしひしと伝わってきましたが、私の南仏のコーチもしょっちゅうパリなどで行われるランイベントに駆り出されています。 ちなみに、私はランニングはアシックス、普段使いはオールバーズです♪
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日本経済新聞
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