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台湾 地震直後の映像 震源は台湾東部花蓮県でマグニチュード7.4を観測
Kiuchi RyotaEngineering Consultant (Ph.D.)
台湾中央気象局によると、震源(地震の破壊が開始した場所)は花蓮の南南東25kmのようです。
https://www.cwa.gov.tw/V8/E/E/EQ/EQ113019-0403-075809.html
一方で、余震が北側に広がっていることや、速報結果ではありますがUSGS(米国地質調査所)による有限断層モデルの結果が花蓮市街地の直下辺りで大きなすべりの発生を示唆していることから、特に市街地周辺では大きく揺れたのではないかと予想されます。
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us7000m9g4/finite-fault
また、花蓮近郊の観光地として有名な太魯閣国立公園も震度6弱ではありながら、瞬間的に1Gを超える南北方向の加速度が地震計で観測されているようで、内陸側の山岳地帯でも大きな揺れが推測されます。元々、落石の多いエリアではありますが、今回の地震によってかなりの土砂崩れ等が発生しているのではないかと思われます。
https://www.cwa.gov.tw/V8/E/E/EQ/EQ113019-0403-075809-WaveAcc.html?v=20240403081139
人的被害はもちろんのこと、観光資源の被害も最小限に留まることを祈るばかりです。
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