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経済効率化を目指さない生き方へ。スマートシティに宿る「人間の可能性」【The UPDATE特別版ダイジェスト】
土屋 俊博一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアム コミュニティマネージャ
「スマートシティの定義は何か」「どうなったらスマートシティと言えるのか」といった質問をよく受けます。端的に言えば「先端技術を使って都市の課題を解決する取組、または解決された都市そのもの」ということなのですが…それではまだまだ曖昧なもの。 とはいえ、自動運転車が走っていたらよいのか、行政手続きがハンコレスでできたらよいのか、といった「基準」を設定したらよいのかというとそれもまた違和感が拭えません。 また、「技術一辺倒で冷たく感じる」「人間中心と言われると環境は無視するということか」「監視型社会にしたいのか!」等、脊髄反射で過激な拒否反応をする方も少なからず。ブーム?とはいえ下手に口走ると様々な反発やトンでも指摘を受けることもあり、どうも言葉を出すのも憚られることもあるこの分野であります。 が、あえてそんな諸々の不安から解放され、この議論のように「私は、俺はこう思う」理想的な都市(まち)のあり方について語っていけるような、そんな会話の素地が生まれ、これまでのしがらみなどから解放され、自由な議論ができるようになることが、「スマートシティ」の望ましい有り様ではないかと思うのです。 みんな違ってみんないい。自分が思う理想の「まち」を、建築家でなくても、自分達で作り描こうと考えられるようになっていくこと、そして理想に向けて少しでも動いてみることができると、それだけで人生の幸福度や満足度が、だいぶ変わってくるのではないかな、と思っています。
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【完全図解】「おっさん社会」を打破する5つの方法
NewsPicks編集部
土屋 俊博一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアム コミュニティマネージャ
「おっさん社会」とは言い得て妙。社内のカルチャーを考えるようになってから、少し客観的なところに視点を置いて、社内外様々な方の話や、その方の発想の基軸がどこにあるのかを観察するようにしていると…まさに、企業活動としてのアクションがふっと止まる「理由」となる考え方に、多くでくわすことがある。ああ、またこれか、という。 折角いいことを考えているのにもったいない。組織の論理(のような、抗いがたい何かの力)で、個人が活躍の場を失う。そういうことがつづくと、自ら「上の人には言わないでおこう」「どうせ受け入れられないのだからやめておこう」という気持ちに、自ら落ち込んでいく。 またよりたちが悪いのは、そういう人は、傍目には「真面目に、言われたことを淡々とこなしている」ので、問題がないように見えるのだ。でも、本来やれることの2割しかやれていなかったとしたら…、それは計測することは不可能だけれども、問題であるはずなのだ。 キャッチーなキーワードは、そういった問題を炙り出すのに、とても便利で、ありがたい。(これも、整理を他人に任せてしまっているという、自分の至らなさを隠しているだけかもしれないが)
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