Shichike Junnosuke

オンライン授業を１年間経験した身分としては、講義と少人数型の双方においてフルリモートの方が機能していたと感じます。具体的には以下の2つの効果が見えました。 1.対面以外の方法で質問を行うことが当然になったため、講義時間外に質問を行う機会が増え、積極的な授業参加が可能になった 2.画面上に同じ資料を共有しやすくなったので、ホワイトボードに書き込むより議論の進捗状況が可視化されやすくなった その一方で、理系分野の専攻をされている方にとってはスパコンや3Dプリンターなど動かせない機材を使う必要があるため、フルリモートが論外という声も聴きます。 私個人としては、フルリモート化=先進的という構図で語る事には拒否感があるものの、講義外時間での接続可能性が担保された事による大学活動への積極的参加は好ましい事だと考えています。