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春闘 ホンダとマツダが満額回答 高水準での賃上げ広がるか
NHKニュース
服部 恵祐j.union株式会社 代表取締役社長(最幸支援責任者)
企業利益が働く者に分配されること(後は研究開発)は、本当に健全なことだと思います。 自動車系の労働組合(自動車総連という上部団体加盟の労働組合)は、「春闘(春闘う)」という言葉は用いません。 「春取り(春の取り組み)」と言います。 1962年のトヨタの労使宣言( https://www.kabanet.org/organization/statement/ )が象徴的ですが、安易な労使対立ではなく労使協調・労使創造の役割も担っています。 多くの自動車系の労働組合は、会社の中期経営計画の落とし込みとその実現までも労働組合と組合員が担っています。 労使関係はクルマの両輪のような関係性です。それぞれのタイヤが交わることはないですが、同じ方向に同じスピードで回って、会社を前進させています。 ホンダやマツダが満額なのは至極当然だと思います。 職能別労働組合中心の欧州、産業別労働組合中心の米国とは違う日本型の企業内労働組合は、一見弱腰に見えますが、争議権(ストライキ)が発動できる団体交渉ではなく、労使協議によって安易なストライキで労使共に傷つけ合うことを回避した成熟した労使関係です。 人的資本経営やウェルビーイング時代に、エコノミー企業内でヒューマニティ思想の中心的役割を担ってきた労働組合の活動に漸くスポットライトが当たってきていると思います。
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日本人、全都道府県で減少 調査開始後初、計80万人
共同通信
服部 恵祐j.union株式会社 代表取締役社長(最幸支援責任者)
そもそも「人口減少社会」は悲観すべきものなのか? その流れにどこまで対策を打つことが現実的なのか?(例 20代の息子・娘に晩婚化しないで結婚し、2人以上の子供を産んでくださいねという/外国人が住むことに優遇政策をする) 人口を増やすための「少子化対策」や「外国人の受け入れ」という手段に凝り固まっても国民のウェルビーイングはそんなに高まらない気がします。「経済成長」前提では必要な施策ですが少し無理があります。 人口減少社会での最大の不安は、経済成長がしにくくなり(そもそも消費者が減る・高齢者は一般消費財をそこまでいらない)、高齢者も安心で豊かな暮らしができる「福祉社会」の実現が人材面でもお金面からも実現しにくくなるということだと思います。 人口が減少しても、高齢者が豊かで安心して暮らせる社会づくりが本質だと思います。 例えば、毎日自動車で行動している田舎の高齢者が自動車免許を返上したらどうするのか? 「住み慣れた田舎を捨て、医療も福祉も移動手段も比較的充実している大都市に住んでください」というのか?、「自動車に代わる免許不要なモビリティと歩行支援ロボットと助け合いの豊かなコミュニティがあるので、今の田舎でもなんとか暮らせますよ」という社会を目指すのか? 日本全体がどのような社会を志向するのか、その実現のためにどのような選択と行動をしていくのかが問われているのだと思います。
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