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検査行い制限緩和 宣言解除にらみ政府検討 イベントなどで実証実験
産経ニュース
原田 洸総合内科医・医学博士
記事には「そもそも、ワクチンは発症予防や重症化予防が期待されており、感染予防に関しては十分なエビデンス(科学的根拠)があるわけではない。」とあります。これについては誤解があり、最近になって少しずつエビデンスが出てきています。 そもそもワクチンの臨床試験では、ワクチン接種をした群と偽薬を接種した群で、コロナに感染し咳や発熱などの症状が出て「発症」した人たちの人数を比較して効果を検証していました。ファイザー社のワクチンでは95%の発症予防効果を示していましたが、「ワクチンを接種しても、本人は無症状のまま他の人にウイルスを拡散しているのでは?」、「感染を予防する効果は乏しいのでは?」という懸念がありました。この感染予防効果についてもエビデンスが蓄積されつつあります。 アメリカでファイザーやモデルナのワクチン接種をした医療従事者など約4000人を対象に、毎週、コロナに感染していないかどうかPCR検査で確認したところ、2回目の接種後2週間以上たった人では、無症状の人も含めて感染そのものを防ぐ効果は90%だったとしています。このことから無症状のまま他人に感染させるリスクも減らすことが示唆されます。 https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7013e3.htm また、疫学的な調査では接種率が20%上がるごとに、ワクチンを未接種の集団のコロナ感染が約2倍減少したことが示されました。これらの結果は、ワクチン接種が、接種を受けた人を守るだけでなく、その地域の未接種者をも保護することを示しています。 https://www.nature.com/articles/s41591-021-01407-5 ワクチン接種をした人もマスク着用やソーシャルディスタンスが必要なのは、未だにワクチン接種の普及率が十分ではないことが主要因だと思います。ワクチン接種が早い時期から普及したアメリカやイスラエルの事例をみると、ワクチン接種率が約70%に近づき集団免疫を獲得できる段階になれば、これらの制限は緩和可能だと予測されます。
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ファイザー製ワクチンの予防効果低下、重症化には依然有効
Reuters
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