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【完全解説】ゼロから学ぶ、不老長寿の最先端
NewsPicks編集部
須田 桃子NewsPicks 副編集長(サイエンス担当)/ 科学ジャーナリスト
老化・寿命研究の最前線とそれにまつわるビジネスの現状を取り上げる特集「カウントダウン!不老長寿の時代」。初回は、後藤副編集長の構成によるインフォグラフィクスです。 身体を構成する細胞の一つ一つには、「生命の設計図」とも呼ばれる全遺伝情報が収められています。 シンクレア教授が提唱する仮説の根幹は、遺伝情報を担うDNA本体についた傷よりも、膨大な遺伝情報のうちどの部分をどのタイミングで働かせるかを制御する「エピゲノム」の情報が加齢とともに乱れていくことが、老化の主要な原因であるという考え方です(記事でピアノとピアニストのアナロジーで説明されている部分ですね)。 エピゲノムの問題であれば、人為的に介入して老化による乱れを回復できる可能性が高まるので、それが最近の研究やビジネスの盛り上がりを生んでいるようです。 近年の研究の進展ぶりには目をみはるものがありますが、とはいえ、老化のすべてを説明でき、科学者の間でコンセンサスができている「統一理論」的なものはまだ存在しません。 記事の終盤でも指摘されているように、すでに商品化されたり、産業化に向けてスタートアップが幾つもできていたりするアプローチでも、人で本当に不老・長寿の効果があるのか明確なエビデンスがない、研究途上のものはたくさんあるので、そこは注意が必要です。 明日の記事では「抗老化物質」として注目が高まるNMNを題材に、そのあたりの状況もお伝えできたらと思っています。
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