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時代の風:東日本大震災10年に思う ずれた課題認識と現実=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員 | 毎日新聞
須田 桃子NewsPicks 副編集長(サイエンス担当)/ 科学ジャーナリスト
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【魚谷雅彦】女性幹部は30%ではない。半分を目指すべきだ
須田 桃子NewsPicks 副編集長(サイエンス担当)/ 科学ジャーナリスト
数値目標を掲げる必要性を明言しているのが印象的でした。企業のトップがこうした発言を積極的にしていくことは、社会全体にとって大事だと思います。
個人的には、女性幹部の比率と合わせ、男性の育児休暇取得率についても数値目標を設定してほしいと願っています。
共働きでも事実上のワンオペになっている女性はたくさんいます。子どもが小学校に上がってからも、多くの家庭では子育てや家事で女性の方が負担が大きく、たとえばPTA活動に参加するのも母親がほとんどなのが現状です(私自身もこの1年、PTA活動に参加し、その作業量の多さと、男女比率のあまりの違いに驚きました)。
そうした状況では、責任のある役職をオファーされたときに躊躇してしまう、あるいは思うように実力を発揮できない女性がいるのはむしろ当然です。
子育ての最初の時期に男性も育休を一定期間、しっかり取得し、子育てや家事を50:50で分担する意識やスキルを育てること、またそれに対して理解ある職場環境を作っていくことが重要なのではないでしょうか。

【視点】見落とされている「アスリート・ファースト」の価値
須田 桃子NewsPicks 副編集長(サイエンス担当)/ 科学ジャーナリスト
五輪をめぐる議論で一番欠けているのが、「五輪をやるそもそもの意義」なのかもしれません。特集「東京2020のリアル」最終回は、「アスリート・ファースト」という安易に使われがちな言葉をキーワードに、五輪の本質的な意義について考える記事です。
個人的には、昨春よりはるかに深刻な国内外の感染状況や逼迫する医療の現状を取材した限り、今夏の開催はかなり厳しいと考えざるを得ません。しかし、どんな結論が出されるにせよ、五輪の意義を踏まえたしっかりした議論と、結論に至った過程・理由の丁寧な説明がなされてほしいと願っています。
それが、ゆくゆくは五輪の未来を守ることにもつながるのではないでしょうか。

【お金事情】なぜ、東京五輪は中止にならないのか?
須田 桃子NewsPicks 副編集長(サイエンス担当)/ 科学ジャーナリスト
特集「東京2020のリアル」の2回目は、オリンピックの「お金事情」がテーマです。中止、無観客開催、有観客開催の各ケースで、IOC、東京都、国の収入・損失はそれぞれどうなるのかがよくわかります。個人的に最も興味深かったのは、IOCの収入はどう使われているのか、という部分でした。
今後も未知の感染症によるパンデミックは起こりえます。地震・津波・火山などの災害で開催不可能になることもあるでしょう。こうした不測の事態で中止になる場合には、開催都市や国が金銭面で大きなダメージを被らないような仕組みづくりが必要なのでは、と思います。

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