Ohshiba Hisami

最新数字（4/18-4/20）では80%のアメリカ人はこのまま自宅待機をすることを支持している。政府による自宅待機ガイドライン期間は来週で期限切れになる。大統領のビジネス再開の思惑とは裏腹にマジョリティは、今自宅待機を停止して、通常のようにレストラン&バーに多くの人達が集うコトを恐れている。この数字は支持政党を超えて、アメリカ人が声を大にして、「このまま自宅待機を続けるべきだ」と叫んでいる。あの大統領には、誰もが肌で感じる「常識」というものがないのか?と思う。

これはWSJの社説だけど、南シナ海での中国の動きがかなり恣意的かつ挑発的で、ちょっときな臭い。中国はコロナ危機の中で経済的にも危ない状況でナショナリズム発揚で統制を強めようとしている。中国は米国の脆弱性を示そうと、太平洋に展開する米海軍の主要資産である空母セオドア・ルーズベルトの集団感染問題を大きく取り上げており、感染対応で国際的に高く評価されている台湾に関しても、中国の苛立ちが激化しているらしい。どちらにしても、この状況下で米中間の対立が嫌な動きにつながらないようにして欲しい。

BernieがJoeを大統領に推薦と言ったので、次は副大統領候補選び。彼が女性を指名するのは当然だけど、この10名の中でマイノリティ（カラー）の女性として副大統領候補の可能性があるのは、Kamala Harris（アフリカ系：大統領候補選出馬、カリフォルニア州上院議員）、Catherine Cortez Masto（ヒスパニック：ネヴァダ州上院議員）、Tammy Duckworth（アジア系：イリノイ州上院議員、イラク戦争中ヘリコプターでパトロール中に両脚と右腕を失う）かな。ヒスパニックの投票の欲しいJoeはCatherine Cortez Mastoを選ぶ可能性あり。

昨日NY州はコロナ禍による死者が1万人を超えた。そんな中大統領は盛んに自宅待機制限を外してビジネスを平常に戻そうとしている。それに対抗するかのように、東海岸はNY、ニュージャージー、コネチカット、ペンシルベニア、デルウェア、ロードアイランドの7つの州、西海岸はカリフォルニア、ワシントン、オレゴンの3つの州の知事達が、各々東西で州知事が連合していつ制限を外すかなどのコロナ対策の連携を発表した。昨日大統領は、憲法に挑戦するかのように 「大統領が全てを決定する権限があり、州知事は大統領の許可なく、何もできない」という発言をしており、東西の州知事は大統領の思惑通りには動かないという意思表明をした。経済悪化による大統領選挙への悪影響を恐れる大統領と、州民の生命と生活を守ろうとする利害の対立が激化している。常識から考えても、今の状態で、自宅待機制限は外せない。"The authority of the President of the United States having to do with the subject we're talking about is total." And after speaking about local governments, he said, "They can't do anything without the approval of the President of the United States."

言わずもがなだけど、2000年に入って最悪のBlack Mondayっていう事実。コロナ禍じゃなくて、このまま先行き不透明のままRecessionに入ることを投資家は恐れている。でもこれは、Gray Linoで、誰もが株価のCorrectionがあることを知っていて、今まで見えないふりをしていただけ。とうとう灰色のサイは出てきた。

米国のコロナ感染者数の州別のマップ。3/11現在で1026人の感染者で、死亡者は31人。私が住むUtah州も含めて各州は各々が適宜「緊急事態宣言」をして、住民にコロナ対応を指示している。コロナ禍の心理的&経済的な影響はどんどん高まっているけど、個人としては、注意深く普通に生活するしかない。

この記事の指摘もごもっともだし、中国ではバッタ（蝗害）が異常発生して、6月までに500倍に到達して、穀物だけでなく農業そのものが壊滅するという予想もあるという。空気と水の次に必要な資源「砂」が枯渇とは、地球(ガイア)は怒り心頭で実力行使をしようとしているのかもしれない。

世界最古の現存する企業は、創業578年の金剛組。聖徳太子の命により四天王寺建立のために、百済から招かれた金剛重光が創業した会社。2006年に高松建設グループに買収されたけれども、1440年以上の歴史を持つ宮大工の技術を継承している。金剛重光は百済からの渡来人だけど、古代の日本は多くの移民によって、技術や文化を取り入れて、国をつくって行った。時によっては、何万人もの移民を受け入れ(戦争で国を失った人達も含む)、多くの日本人も半島、大陸、東アジアに移住してる。今の日本の閉塞感とは大きく異なる。「四面環海の日本」とは、海に守られているという概念とは正反対で、どこへでもつながる海の道を持つ国だという認識を、私は持っている。心をもっと開いて欲しい。PS:英語のオリジナルの記事のほうが見やすい。

どこの国でもいろんな事情があるけど、イタリアの1600万人が住む地域の封鎖は見つめたい：　イタリアは民主主義国家での初めての大規模封鎖で、もちろん情報統制もされていない。今後、様々な問題や解決策などが明らかになっていくだろう。悲観的な見方の一方で、現地では「積極的な検査で感染者を把握し、大規模な対策をしている。感染者が徐々に増える他国より先に解決できる」との声もある。イタリアの苦闘を世界各国が固唾をのんで見守っている。

Amazon Alexaは既に米国家庭のスマートスピーカーの63%を占める。First mover advantageもあるけど、最も賢い戦略は異なる価格帯及び仕様の製品は多く作り、1つでも多く家庭の中にAlexaを送り込んだこと。スマートスピーカーの所有者の52％は、家庭に２台以上（複数）を所有している。リビング、キッチン、ベッドルームと3台は必要。メッシュルーターのスタートアップ買収はmakes sense. https://www.statista.com/chart/16068/most-popular-smart-speakers-in-the-us/

デジタルノマドって言葉が何となく古臭い感じがするけど、以下がノマドが選ぶ居住要件。家賃は大きいと思うし、住みやすさには気候もかなり影響する。この記事に関連して、https://nomadlist.com/　のリストではインドネシアがトップになっている。 ・インターネットの速度 ・コワーキングスペース ・スタートアップの数 ・移民の受け入れ度 ・アパートの賃料 ・無料Wi-Fiのあるカフェ ・緑地スペース ・ビールの値段 ・年間日照時間

Kamala Harrisの出馬で民主党はこれで4名の女性大統領候補がでたことになる。このNYTに出馬及び今後出馬可能性のある候補者リストがある。https://www.nytimes.com/interactive/2019/us/politics/2020-presidential-candidates.html　Kamala Harrisは54歳、ジャマイカ出身のスタンフォード大学教授を父親に、インド出身の癌の研究者を母親に持つ元検事で、私も過去10年間ぐらい彼女を横目で見ているけど、実にしぶとくしたたかな。問題は彼女の論理的なdebateでTrumpのような論理のまるっきり通じない人間と戦うのが得策かどうか？という点である。20人以上がひしめき合う民主党大統領候補戦は、かなりの混戦の中で淘汰されていくと思うが、このカオスを戦い抜くプロセスが、大統領としての試験のようなもの。やるしかない。