山田 亮

東芝すごい。戦略としてのDXはかなり進んでるように見える。 ただ危機感を醸成させるだけではなく、打ち手と連動し発信している。 「要は顧客をずらせ」...シンプルだけど強烈なメッセージ、技術を活かした強み伝いで新たな市場を狙っている。

こいつは衝撃の１つ。毎月何店舗開店させているのか。 Luckin Coffee は2017年10月設立にして2019年末で4507店舗と言うことは毎月店舗を187店開店させており、オペレーション力は半端ない。 しかも信頼性を高めるために日本人で世界一のバリスタになった井崎英典さんを全面に打ち出すなど、安いだけではなく味も本物と宣言している。実際に味も美味しく、もちろん希望するタイミングでコーヒーが注がれる。正直店員は愛想は無いが他のバリューが上回っていた。

最近の東芝はすごい、事業化によくぞ踏み切った。 日本企業は5G、AI、IoTではグローバル企業と比べると厳しい現実があるが通信インフラに対しての特定の設備(海底ケーブルや小型高容量電池)や暗号化技術にでは世界でも輝いている。バリューチェーンにおいてどのレイヤのリーダーになるかここを真剣に考えたい。

成功の対義語は失敗ではなく、何もしないこと。 「失敗を受け入れるからどんどんチャレンジ欲しい」とよく聞くがそれだけでは組織は動かない。価値のある失敗を言語化し再チャレンジする仕組みとコーチングが必要。 例えば単純に失敗を「成功までのプロセス」と考えればよい。ゴールまで様々な道があり失敗する事で選択肢をひとつクローズさせることができたのは良い事と考えたい。しかしながら失敗の理由は明確にしたい。知識不足なのか、技術が未成熟なのか、粗探しではなく、この分析をしっかりやっておけば必ず次につながる。(ただし失敗したときのオプションは必須、そうすれば精神的にも楽だしうまくプロジェクトを進める事ができる)

インパクトは大きい。RFIDがアパレル(例:ユニクロ・イッセイミヤケ)を中心に普及したのは製品当たりの単価が高いからである。 次なる壁は下記だと考えている。 ・コンビニなどの小売流通(かつ少額製品)は、RFIDを製品に貼り付けるコストをどうみるか。 ・配送物流においては製品のトレーサビリティ用途で活用されているが、梱包される前の製造ラインで利用したいという要求は多いが製造する製品自体が金属製であれば通信できない場合もある。 これらの技術的課題をクリアすることで更に活用が広がるだろう。 ▼RFIDシステムとは http://www.k-s-s.co.jp/column/rfid/about-rfid/ https://www.fujitsu.com/jp/group/frontech/solutions/business-technology/intelligent-society/rfid/guides/3rd/

確かにポイントは3つは冗長的と感じていた。 私は心の準備ができていてかつ5分以上会話できる場合はPREP法を、1分以下で話す必要があるときはCRFに切り替えて話している。最近は移動しながらまたは、とっさに一言だけ言う機会があるからだ。 急に話を振られてしまったときにPREPを活用するとどうしても話が長くなるその場合は圧倒的にわかりやすい１つの根拠と話し方で勝負することもある。 ▼PERP法 Point 結論 Reason 理由 Example 具体例・事例 Point 結論を強調 ▼CRF Conclusion 結論(主張) Reason 理由(根拠) Fact 事実(裏付け) http://calico-design.co.jp/presentation-design/

リフィレンスアーキテクチャと戦略を読み解くと、先行している日立のルマーダに比べて、東芝はオープン、エッジデバイスに強みがあるように見える。スマートファクトリー向けに強みがあるように見えるがこれは一般ユーザーにも広げることができそうだ。 特にifLinkというIoTをかんたんに実現できる東芝デジタルソリューションズ社が自社で開発したIoTプラットフォームがわかりやすそうだ「ドアが開いたら（IF）、ライトが光る（THEN）」のように、IF-THEN型の設定で、スマートフォンにつながる機器同士を自在に動作できて、プログラミングが不要でITの専門知識を持たないユーザーでも活用できそうだ。 https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/spv/1911/12/news046.html

うーん。設置先ごとの振動センサーに教師データを蓄積させる必要ありそうで導入コストが高額になりそう。 振動センサーをポンプやファンに取り付けると言うけど、メーカーごとに振動もことなるし、ファンは横並びに2台も3台も設置するので備え付け方、備え付ける壁などの素材によっては振動が異なる。 よってAIのロジックについては同じかもしれないが特異点(異常値)の設定についてはおおよその閾値しかわからないだろう(まぁ、それでいいかもしれませんが)、私のおすすめは各設備に利用されているモーターやチェーンなどの最終製品に組み込まれているデバイスの摩耗を測定し予兆診断ができるようになれば環境依存が振動センサより少ないし教師データが少なくなると考えています。 1円1銭を争う工場。ニッチだけどトップを狙うのか、コストリーダーシップを目指すのか。提案業界を転地させる工夫も必要。

亀沢さんがCEOとは三菱UFJは次のステップに向かいますね。 理系と言う触れ込みには意図があり、更にデジタル体質へ変化していくというイメージです。 ◆亀澤 宏規（かめざわ ひろのり） 取締役 代表執行役副社長 グループCOO兼グループCDTO 株式会社三菱UFJ銀行 取締役副頭取執行役員 Global Open Network株式会社 代表取締役最高経営責任者 ◆略歴 1986年4月 株式会社三菱銀行入行 2010年6月 株式会社三菱東京UFJ銀行執行役員 融資企画部長 当社執行役員 投融資企画部長 2012年5月 株式会社三菱東京UFJ銀行執行役員 市場企画部長 当社執行役員 経営企画部部長 2014年5月 株式会社三菱東京UFJ銀行常務執行役員 米州本部副本部長 当社常務執行役員 米州副担当 2015年3月 株式会社三菱東京UFJ銀行常務執行役員 米州本部副本部長兼ニューヨーク支店長 2016年5月 同行常務執行役員 CDO（経営情報室の担当） 当社常務執行役員 グループCDO並びに事務・システム企画部副担当 2017年5月 株式会社三菱東京UFJ銀行 常務執行役員 CIO（システム本部の担当）兼CDTO（デジタル企画部の担当） 当社執行役常務 グループCIO兼グループCDTO 2017年6月 株式会社三菱東京UFJ銀行 取締役常務執行役員 2018年5月 株式会社三菱UFJ銀行 取締役専務執行役員 当社執行役専務 2018年12月 Global Open Network株式会社代表取締役最高経営責任者（現職） 2019年4月 株式会社三菱UFJ銀行 取締役副頭取執行役員 CDTO（デジタル企画部担当）（現職） 当社代表執行役副社長 グループCOO兼グループCDTO 2019年6月 当社取締役 代表執行役副社長 グループCOO兼グループCDTO（現職）

本当に苦しい時に強いのは=良い問いを立てれる人だと思う。 ストリートファイターなどの個の力で勝ち負けが明確である戦いと、評価者が第三者で、勝ち負けの論点が多い組織の場合は、エッジがきいた発言(言語化)をすることで自身の敵を増やすと思う人が多く、当たり障りない、抽象度が高い言葉を選んでしまう場合がほとんどだ。 更にビジョンを持たない多様性の混じり合いの場合には、特にいままでのキャリアによって言葉の解釈が異なる場合が多く、言葉の定義や前提にかなりコストがかかり、この活動を言語化するスキルは時に必要とされるケースがあるがそれは内向きな仕事のケースが多い。 そこを効率的にクリアするためにはやはりビジョンと問いだ。 よい問いと言うのは組織のビジョンを実現するためにダイレクトに刺さっているものであり(Must)それ以外は(Want)と考えてたい。何を考えればいいのかを考えることで苦しい現状を打破していけると思う。