三木 一真

完璧を追求するのは難しい。国単位での、検品にかかるコストと不良品交換のコストのバランス次第なので直ちに問題とまでは言えない。 ちなみにこの件につき、「無意味な策に466億使うならその金を他に」というのはよくある政府批判の言説だが、 1.今は一刻も早い事態収束が喫緊である（長期の景気低迷はGDPの大きなマイナスをもたらす） 2.GDPの減少による税収のマイナスは数百億どころではない 3.一刻も早い事態収束には、医療従事者の防護具の確保は必須 4.一般市民の感染拡大防止に布マスクは部分的に寄与する（ないよりまし） 以上4点を考慮すると、この500億ほどの事業規模に経済合理性が一定程度期待できるためこの批判は当たらない。 また、日本政府に500億ぽっちしかお金がないわけがない。他の医療政策への金はある。「木を見て森を見ず」な批判は厳に慎むべき、官僚たちが報われない。財務省の問題はまた別にあるが。

こういう時に、保険証とかパスポート情報とマイナンバーがつながれば、渡航歴とか申告せずとも医師が確認できると思うんですが

「生活保護を受けないと避難先なくなるぞ！」という売り文句で、路上生活者を減らすのも手では