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社員のエンゲージメントの向上で本当に企業価値が向上するのか
酒井 克弘アットストリームコンサルティング株式会社 シニアコンサルタント
「たくみ」を「しくみ」化できていない。その言葉が刺さりました。 私自身、造船現場で4年間工事管理を行っていましたが、日本の現場の人々の技術力は素晴らしいと思います。仕事が与えられればたいていのモノは作ってしまいます。 しかしながら、当然のごとくパーパスは共有されていませんでした。 かくいう私も当時はパーパスなど知ることなく働いていました。 そのため、現場と設計などの部署を超えた改革、現場に限っても課題の横展開などは起こりえず、同じような設計・工作ミスが頻発していました。 社員のエンゲージメントを高めることが必要だったんだなと今になって感じます。 では、社員のエンゲージメントを高めるためにはどうすればいいか、どうすればよかったか。特に大企業にとってはこの実行部分が難しいと感じます。 今、昔のことを思い返してみると、企業理念もしくはもう少し具体化して「誇れる船を造る」といったことを、毎朝の工程会議で現場の人々に伝え続け、目につくところに記しておくことが必要だったかなと思います。 職種は変わってしまいましたが、「伝え続ける」「目に見えるところに置く」、まずは実践してみたいと思います。Fail fast, learn faster.
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