吉川 忠行

JAL羽田国際線の新サクララウンジを本日取材してきました。 以前ANAラウンジがあった第3ターミナル4階で、大きな窓で空港が見渡せます。 エリアごとに異なる席が配置されており、モバイルオーダーにも対応しているエリアもあります。 フードは食品廃棄量削減や体にやさしいといったテーマ設定だったので、正直味が弱いかなと思っていましたがまったく逆で、しっかり野菜の味がしたりで、いい意味で裏切られました。 減塩とかでなく、身体に悪いメニューを出して欲しいと思っていましたがこの味ならよほど濃い味でないとダメな人以外は普通のメニューのように食べられると思いました。 写真特集も後日掲載予定です。 この時期は取材が集中するので死なないように過ごしたいです。

ANAの新ブランドAirJapanがシートなどサービスを発表したので取材しました。いまもまだ発表中です

先日はスペースジェット開発中止のスクープをご覧いただきありがとうございました。3/30に慶大で開かれる航空政策研究会のシンポジウムに登壇することになりました。 訪日客数ありきではない、今後の観光政策で航空・空港はどうあるべきかを考えるものです。参加費は無料で現地とオンラインの両開催です。

昼すぎに載せた記事ですがテレビでの生解説が終わったので詳細を大幅に追記しました。 ちょっと気になったのは泉澤社長の冒頭挨拶で「大変残念」とはいうもののエアラインなどに「申し訳ありませんでした」みたいな言葉がなかった点でした。 確かに各エアラインには”ご説明”に行っているわけですが、やはりこういう会見では「申し訳ない」という意思表示をしておく方が得策だと思うんですよね。 一方で、質疑応答ではスクープした当紙を一番最初に当ててくださった広報さんには感謝しております。大手や子飼いから当てるような社もありますが、こういうところで企業の度量や民度が見えるものです。 企業の広報さんへ。記者はそういうところ見てますよ。昭和みたいなやり方はやめた方がいい。

最後のジャンボ機のデリバリーをシアトルで現地取材しました。 今回は日本のメディアがほぼ呼ばれておらず、米国メディア主体という感じでしたが、やはりライブ配信だけではわからないこと、そして当日の報道写真を残せる意義を改めて感じました。 航空券も物価も高いですね

元プロピッカーです。ご無沙汰しております。 政府専用機は天皇陛下や首相が乗る際は2機1組で飛びますが、紛争地帯から邦人を救出するような任務は1機で運用することが多いです。 今回「そのための予備機だ」などと言っている人へ。 政府専用機は上述のように予備機なしで運用しなければならない任務もあるのです。予備機なし、かつ、昨年のカブールのように緊迫した状況で予備機ありきの感覚で運用をしたら最悪生命の危険にもつながる問題なのは、少し考えればわかることです。 何かあったら予備機を使えばいい、という感覚ではいつか取り返しのつかないことが起きかねません。政府専用機は民間機ではありません。 B-777+ANAの運用下で昨年に続いて２回目です。 少なくとも、前政府専用機のB-747+JAL時代はこうしたことが起きた記憶は退役前５年間で記憶にないです。経年機の方がトラブルが起きやすいにもかかわらずです。 どちらがいいとか悪いとかと言いたいのではありません。 ただ「そのための予備機」などと軽々しく言うのは理解不能。 最悪の状況下でも安全に帰ってこられる運用を願うばかりです。

スカンジナビア航空（SAS）がチャプター11申請。再生手続きの一環ですが、どちらかというとパイロットのストの方が悪影響を及ぼしそうです。

7/1に定期便を再開したANAのA380に乗務したCAさんに機内で話を聞きました。私の旅程は1泊3日で乗員のみなさんと同じで、お話を聞いたのは行きと一緒のクルーです。 コロナはまた変異株が注目されていますが、日本については円安と燃油高が今後大きな影響を与えそうですね。ただ、”動き出した感”としてはA380復活は大きな転換点だったと思います。

ANA系LCCであるピーチ・アビエーションの新機材エアバスA321LRの2号機が今日6/7就航。ポイントはLCCなのにシートピッチがANAやJALの国内線機材と同等である点です。ピーチの新事業である中距離国際線の機材で、当面は国内線に投入します。 この2号機は計画では1機目になるはずだったのですが、コロナ影響で受領順が前後して2機目に。

ゴールデンウィーク初日の羽田を取材してきました。ANAとJALともに今日はほぼ満席とあって混んでました。

JALに続きANAも欧州路線のルート見直し。現在は往復ともロシア領空を避けて中央アジアを通る「南回り」ですが、往路の日本発便をアラスカを通る「北回り」にします。これにより往復とも追い風で飛べるようになるので燃料の搭載量を削減でき、その分乗客と貨物を積めるようになります。 JALは往復とも北回りだったものを、復路の欧州発便を南回りにして追い風で飛ぶようにします。 両社とも時間短縮のメリットと稼ぎ頭である貨物搭載量を増やすこと、給油で途中の空港を経由するコストを抑えるなどの狙いがあります。 対象路線は差があり、JALがロンドン、ヘルシンキ、パリと3路線なのに対し、ANAは今のところブリュッセルのみです。

JALが3月期通期予想を下方修正。最終赤字は1770億円になる見込みです。一方で21年3月期比では赤字幅は改善しており、入国制限緩和が進めば経営状態は上向きそうな印象です。