権田 和士

「情報革命の資本家」は、孫さんがここ数年探していた「ソフトバンクグループは何業か」における最適なアンサー（言語化）になっていると思う。 そして、このパワーワードは孫さんがまだまだソフトバンクGの船長であることを決定づけるものになったと思う。 ガバナンス云々はあるけれど、個人的にはこの先の未来をもう少し見ていたい。

高岡さんまで...しかも明日は西本さんがいよいよ登場。ほんとにニューメディアがタイムリーにリアルな一次情報を多面的に切り取る時代になった。NP半端ない。 ここまで読むと誰が悪いというよりも、それぞれの価値観が異なるので論点も合わないのだろうなと受け止める。友達や知人としてはよかったけれど、一気呵成に経営チームを創ったらそれが如実にあらわれた。それが著名人同士で行われたものだから論争が広がったという話だと理解。それぞれが置いている世界が違うのだから犯人捜しをしても見つかるものではない。公開論争したとしても平行線を辿ることもなんとなく見える。 時間が経てば、それぞれがこの出来事を消化していくのだと思うが、一番の懸念はスタートアップやVCのイメージ低下。 今のスタートアップブームは決して浮ついたものではなく、強いコミットで信じる世界を実現するために日夜必死で頑張っている経営者や投資家たちがいっぱいいるし、そこにはちゃんと真実がある。 週末の今日もきっと事業や投資先の事で頭がいっぱいのはずで、こんなことはあまり気にもしていないはず。 奇しくもこのファンドが掲げていた挑戦者支援と裏腹な結果になってしまった。でもその想いに嘘はなかったはずだし、ボタンの掛け違いでこういう結果を招いたのだと思うので、当事者同士で対処すべき事は対処し、僕らもここから学ぶべきは学び、早く収束に向かっていってほしい。