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バーチャル総会「参加しやすさ」課題に 本社調査
日本経済新聞
議決権行使もスマホで…新時代の「バーチャル株主総会」に株主の本音は?
FNNプライムオンライン
長沼 史宏一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC) 事務局長
今日は株主総会集中日。今週水曜日、一足先に総会を終えたアステリアでは例年200名近い参加者のところ、今年は僅か7名の参加となり多くの株主はYouTubeライブを通じて参加しました。当社では3密回避の観点で今年の総会は『ハイブリッド出席型バーチャル株主総会』の形態を取り、召集通知でも来場は控えてなるべくオンラインで参加するように株主の皆様に強く要請をした結果でもあります。 日本ではまだバーチャル環境だけでの株主総会は法律で認められておらず、必ず会場の設定が必要です。なので、オンライン配信とリアル会場によるハイブリッドでの運営が求められるのですが、総会のバーチャル化ではもう一つポイントがあります。それはオンライン参加でも、リアルタイムで投票や質問ができるか?ということ。今年の日本における株主総会を見渡すと、約90社の企業がバーチャル株主総会に取り組んでいます。そのうち9社が、バーチャル参加でもリアルタイムで質問や投票ができる『出席型』と呼ばれる方式を取りました。残りの企業は投票は事前に済ませて、視聴のみが可能。質問したい時にはリアル会場に来る必要がある『参加型』という方式となります。 実際に株主の方にもヒアリングをしているところですが、当社ではバーチャル参加でも来場した時とほぼ同じ振る舞いができる『出席型』であったために、多くの株主は安心してバーチャル参加でも大丈夫だろうと思ったいただけたように感じています。また議決権投票システムには、投票結果の改ざんが不可能となるブロックチェーンを使った仕組みを導入していることもバーチャル参加を促す上でのポイントになった模様です。一昨日フジテレビで、弊社のバーチャル株主総会が取り上げられました。投資家の声などもバランス良く取り上げてくださっているので、上場企業の皆さんのご参考にしていただければ幸いです。
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