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みずほ、日立に負担要求検討 外貨建て送金のトラブルで
岩谷 佳佑山陰合同銀行
契約内容にも依るけれど、必ずしもみずほにとっては印象のいい記事ではないなぁ。
いかなる契約内容であれ、発注者側が仕様を切って検収したのだと思うし。
国民の感じ方としては、仮に重大な過失が日立にあったのならまだしも、今回の事案はみずほが起こした、という見方は変わらないと思う。
もしこの負担金要求が通ってしまうと、我が国のITベンダはこうしたリスクも見積りに参入すべきとなるだろうし、その結果、業界全体のITコスト増加にしかならない。
地銀の8割超、他行や異業種との提携に前向き 100行調査
岩谷 佳佑山陰合同銀行
あちこちで地銀のビジネスモデルの終焉と新たな収益モデルの確立の必要性が叫ばれて久しく、記事の内容自体に驚きはない。
問題なのは、法改正等によって仕組みは整いつつあっても、主体となるべき銀行員のスキルやマインドは、必ずしも整っていないように感じること。
銀行員は既存の銀行の人事制度で、”世間の非常識”と言われる銀行の常識と、年功とを積み重ね習得してきたのだから当然といえば当然。
したがって、本来銀行が手をつけるべきは、自らで変革することを促すような人事制度への改革ではないか。
年功=勤続年数が長いほどに要職についていくが、新たなビジネスモデルの確立に年功は必要だろうか。
むしろ、凝り固まった”銀行の常識”で、変革のチャンスを失っていないか。
大手狙いは減少 22年卒の志望業界 3位「銀行」、2位「インターネットサービス」、1位は
岩谷 佳佑山陰合同銀行
こうしたニュースでは、銀行業の高順位が槍玉にあがります。
銀行は、かつてほどではなくとも、一定規模があればまだまだ安定業種だと思う。
個人取引はともかく、法人取引はハンドメイドオーダーサービスなので、事務こそシステムに駆逐されても、サービスそのものがテクノロジやベンチャーに討ち取られることは無いと思います。
法人取引があれば、少なからずビジネスは回る。
今回のコロナ禍においては不況への耐性が良くも悪くも目立った印象。
銀行は規模の経済が効きやすく、大きな銀行は得てして利益が上がりやすい。
地域の雄のような地銀であれば、安泰までは行かずとも、世に言われているような、すぐにでも統廃合されるかも、といった危機感は正直無い。
三井住友FG 11万人以上顧客情報 第三者が閲覧できる状態に
岩谷 佳佑山陰合同銀行
本件もSalesforceの設定不備とのこと。
数年間にわたり第三者が閲覧可能な状態だった、というところが、昨今のCommunityCloudの設定不備に関する事案とは少し毛色が異なります。
こうした事案が起こると、やはり気になるのはシステム運用・管理。
クラウドは設定1つで何でもできる反面、設定を漏らせば大きな事故につながるので、その内容や運用についてはきちんとした検証や管理が不可欠。
”クラウドファースト”と、華やかな先行事例を鵜呑みにして、企画偏重で開発・運用軽視の、リリーススピードのみを競う風潮が金融業界には蔓延しているような気がしてならない。
みずほのトラブルにも、システム影響の見積りを見誤った背景には、デジタル口座のリリース計画が迫っていた側面も否定できないと思う。
金融システムは利便もさることながら安定安全が基本。
いまいちど、金融業界として適切なシステム運用を考え直す時期にあると思う。

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