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公立小教員の採用倍率、過去最低2・7倍…バブル期下回る(読売新聞オンライン)
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
公立中学校で働いている現場の意見からいうと、「大変なことももちろんあるけど大変なのは教員だけではない」という感じです。
「教員は大変」だと言って働き方改革が進むのはもちろん大事で有り難いですが、その一方で「教員は大変」だけが一人歩きしているようにも思います。
①教員は大変だけど、やりがいがあり楽しみもある
②教員は大変だから、構造を変えなければいけない
この「教員は大変」の後ろをしっかり伝えることが必要なのかとおもいます。
②に関しては、日本のある程度の教育の質を保つかどうかのトレードオフのように個人的には思いますが、現場にいて感じる解決策として考えられるパターンは以下の4つです。
a)母数である人手を増やして、質を保つ(外部者指導など徐々に実行されている)
b)母数をそのままにして、質を下げる(具体的には部活動・行事のの削減)
*非認知的能力が最も育まれる部活動・行事を削るのが良いのかは要検討
c)母数を変えずに、質も保つ = 今のまま
d)新たなイノベーションを起こしてabc以外の解決策を生む
外からの俯瞰的な意見も重要な一方で、教育に興味のある方はぜひ学校現場に飛び込んできて、職員室の力学や学校の意思決定の原理、教育委員会の思考法などを体感してもらいたいです。
小学校教員倍率、過去最低2.7倍 質の確保急務
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
公立中学校で働いている現場の意見からいうと、「大変なことももちろんあるけど大変なのは教員だけではない」という感じです。
「教員は大変」だと言って働き方改革が進むのはもちろん大事で有り難いですが、その一方で「教員は大変」だけが一人歩きしているようにも思います。
①教員は大変だけど、やりがいがあり楽しみもある
②教員は大変だから、構造を変えなければいけない
この「教員は大変」の後ろをしっかり伝えることが必要なのかとおもいます。
②に関しては、日本のある程度の教育の質を保つかどうかのトレードオフのように個人的には思いますが、現場にいて感じる解決策として考えられるパターンは以下の4つです。
a)母数である人手を増やして、質を保つ(外部者指導など徐々に実行されている)
b)母数をそのままにして、質を下げる(具体的には部活動・行事のの削減)
*非認知的能力が最も育まれる部活動・行事を削るのが良いのかは要検討
c)母数を変えずに、質も保つ = 今のまま
d)新たなイノベーションを起こしてabc以外の解決策を生む
外からの俯瞰的な意見も重要な一方で、教育に興味のある方はぜひ学校現場に飛び込んできて、職員室の力学や学校の意思決定の原理、教育委員会の思考法などを体感してもらいたいです。
公立小教員採用倍率、最低の2.7倍 長時間労働敬遠か
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
公立中学校で働いている現場の意見からいうと、「大変なことももちろんあるけど大変なのは教員だけではない」という感じです。
「教員は大変」だと言って働き方改革が進むのはもちろん大事で有り難いですが、その一方で「教員は大変」だけが一人歩きしているようにも思います。
①教員は大変だけど、やりがいがあり楽しみもある
②教員は大変だから、構造を変えなければいけない
この「教員は大変」の後ろをしっかり伝えることが必要なのかとおもいます。
②に関しては、日本のある程度の教育の質を保つかどうかのトレードオフのように個人的には思いますが、現場にいて感じる解決策として考えられるパターンは以下の4つです。
a)母数である人手を増やして、質を保つ(外部者指導など徐々に実行されている)
b)母数をそのままにして、質を下げる(具体的には部活動・行事のの削減)
*非認知的能力が最も育まれる部活動・行事を削るのが良いのかは要検討
c)母数を変えずに、質も保つ = 今のまま
d)新たなイノベーションを起こしてabc以外の解決策を生む
外からの俯瞰的な意見も重要な一方で、教育に興味のある方はぜひ学校現場に飛び込んできて、職員室の力学や学校の意思決定の原理、教育委員会の思考法などを体感してもらいたいです。
"えっ、この非常時にさえICTを使わないのなぜ?"の文科省説明会[5月11日]を文字起こししてみた
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
執筆者の教員です。記者会見を文字起こししました。
コロナの休校の時の現場の対応で、できない5%とできる95%問題は非常に大きかったと感じます。
「5%を大切にしなければいけない場面と、95%を大切にするべき場面が状況に応じてあると思います。」
日本の教育は、できない5%を大切にするという非常に良い特徴を持っている一方、その5%を大事にしすぎて残りの95%を置いていくというケースが非常に多いです。
今回のコロナ対応でも、どちらを優先するかで対応のスピードが変わってきました。
そこで、ヒントになったのはこの文科省の高谷課長の記者会見の、「全員一律にする必要がない」といった記者会見でした。
あの「休校要請」から間もなく1年。教育現場はどう変わったのか
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
コロナの休校の時の現場の対応で、この5%と95%問題は非常に大きかったと感じます。
「5%を大切にしなければいけない場面と、95%を大切にするべき場面が状況に応じてあると思います。」
日本の教育は、できない5%を大切にするという非常に良い特徴を持っている一方、その5%を大事にしすぎて残りの95%を置いていくというケースが非常に多いです。
今回のコロナ対応でも、どちらを優先するかで対応のスピードが変わってきました。
そこで、ヒントになったのは文科省の高谷課長の記者会見の、「全員一律にする必要がない」といった記者会見でした。
https://note.com/mmeducation/n/n9ab23ea5a385
「AIネイティブ世代」の登場で変わる子どもたちの学び
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
去年の4月から本格的に自分の学校では、GIGAスクールを始めましたが、動画編集やパワポ作成を学ばせています。
そうすると、「自分のダンスを撮って、動画編集してきました」「こないだ授業で気になったことを自分なりにまとめてパワポ にしました」という生徒が出てきました。
これを聞くと、「その子が優秀なだけなのではないか」と思いますが、その子たちは公立中学校の普通の生徒です。学力は真ん中の子と、もう一人は学校の下から10番目の子です。
これには職員一同驚いたのと同時に、テクノロジーの可能性を再認識しました。
自分たちで、課題を設定してデジタルを使って解決してくるAIネイティブ世代が楽しみです。
「教師を再び憧れの職業に」 文科相、検討本部設置を表明
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
公立中学校で働いている現場の意見からいうと、「大変なことももちろんあるけど大変なのは教員だけではない」という感じです。
「教員は大変」だと言って働き方改革が進むのはもちろん大事で有り難いですが、その一方で「教員は大変」だけが一人歩きしているようにも思います。
①教員は大変だけど、やりがいがあり楽しみもある
②教員は大変だから、構造を変えなければいけない
この「教員は大変」の後ろをしっかり伝えることが必要なのかとおもいます。
②に関しては、日本のある程度の教育の質を保つかどうかのトレードオフのように個人的には思いますが、現場にいて感じる解決策として考えられるパターンは以下の4つです
a)母数である人手を増やして、質を保つ(外部者指導など徐々に実行されている)
b)母数をそのままにして、質を下げる(具体的には部活動・行事のの削減)
*非認知的能力が最も育まれる部活動・行事を削るのが良いのかは要検討
c)母数を変えずに、質も保つ = 今のまま
d)新たなイノベーションを起こしてabc以外の解決策を生む
外からの俯瞰的な意見も重要な一方で、教育に興味のある方はぜひ学校現場に飛び込んできて、職員室の力学や学校の意思決定の原理、教育委員会の思考法などを体感してもらいたいです。
ちなみに萩生田光一文科相は1月19日の閣議後会見のURLは以下です。
https://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/mext_00129.html
iPad届いたのに制限だらけ 学校間で広がるIT格差
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
新聞内にある、以下の文を取材された千葉県の公立中に勤務する20代の男性教員です。
「Gメールや表計算ソフトなどほとんどのアプリが使えず、USBメモリーも認識しない。文書の共同編集も、生徒とのチャット機能も教育委員会の方針で無効化されていた。」
なぜこのような仕様になっているか、教育委員会に聞いたところ、"何かあったときのリスクが怖い"、"「どんなことがリスクであるか」もまだわからない"とのことです。
https://www.watch.impress.co.jp/kodomo_it/voice/1292191.html
また、以上の記事にあるように教育委員会が一番怖いのが、
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「そんなことやって何か起こったらどうするんだ!」と言われることです。
「ICTを活用して子どもたちの学びを地域に広げたいんです。そのために子どもたちの作った動画をYouTubeにアップしたいのですが、よろしいでしょうか?」
「YouTube? そんなことやって何か起こったらどうするんだ!」
その一言で先生方は委縮します。子どもたちのやる気はしぼみます。「うちの自治体のICT活用、なんでこんなに進まないのかしら」と思っている方の学校では、もしかしたら「そんなことやって何か起こったらどうするんだ!」という声が飛んでいるのかもしれません。
では、その声を止められるのは誰か。保護者の皆さんです。「そんなことやって何か起こったらどうするんだ!」という人に対して「何か起こったら学校と家庭が協力して対処すればいいだけの話でしょ?」と喝破できるのは保護者の皆さんです。それが学校への追い風になります。
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ということで、保護者の方や世間のみなさんは「そんなことやって何か起こったらどうするんだ!」という人に対して「何か起こったら学校と家庭が協力して対処すればいいだけの話でしょ?」とぜひ言って欲しいです。
教育現場の「3K」経験と勘と気合はもう通用しない? 1人1台PC「GIGAスクール」成功のカギ 〈AERA〉
Nakamura Masaki千葉県公立中学校教員 教員
学校現場で教員として働いて感じることは、教員は「毎年同じルーティン」をすることです。同じ、行事、テスト、スケジュールをする中で、経験やそれに裏打ちされた勘は非常に役に立ちます。
しかし、GIGAスクールやコロナ禍は誰にも経験したことがなく、3Kと言われる、過去の経験や勘、気合が役に立たず、「誰も動けない」「思考停止」という状況が学校や多くの教育機関で起きました。誰もが初めての局面で、全てがフラットになり、ベテランも若手も関係ありません。
その中では、マザーハウスの山崎さんが仰っていた、「未来型のリーダーシップ」を取れる人や、勇気を持って一歩踏み出す、0→1ができる人が自治体や学校にいたかどうかでその組織の対応スピードが変化した気がします。

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