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袴田さん再審、有罪立証へ 検察、弁護側と全面対決
平岩 利文ネクスト法律事務所 弁護士
まぁ、問題の5点の衣類の血痕は「捏造」されたんでしょうが、再審開始決定を出した東京高裁も、もう少し検察・警察という捜査集団のある種独特の性格を考えて言葉を選べなかったかなぁ、と思います。
「捏造された可能性も否定できない」とはっきり言われれば彼らが猛反発するであろうことは法律家なら容易に推測できたはずです。検察・警察の強い身内意識・一体生・連帯性は果敢に捜査を遂行して犯罪者を検挙していくという過程では強みでもあるわけですが、今回は完全に裏目に出ました。
「5点の衣類の血痕の色はその後の科学技術の進歩等を踏まえた鑑定結果等から総合的に評価すれば、袴田さんの有罪を合理的な疑いを入れないまでに基礎付けている証拠とは言い難いと言わざるを得ない」とかなんとか、もう少し検察・警察が矛を収めやすい表現を取れなかったかと思います。
大切なのは、もはや誰が見ても無実である袴田さんを早期に手続きから解放することであって、今、ここで検察・警察の捏造捜査を糾弾することではないと思います(もちろん、それも大切なことですが袴田さんのお年を考えたら、重要なのはそこではないかと)。
我々法律家は一般の方々からは「トラブルを最終的に白黒つける仕事」と思われがちですが、完全な白黒の決定は多くの場合、トラブルの長期化を招きます。
優秀な裁判官は概して和解を成立させるのが上手いですし、判決文を読んでも「負け側」の感情に配慮した表現を散りばめてきます。
今回の再審開始決定の全文を読んだわけではありませんが、その表現が「検察・警察への容赦ない糾弾」となって、彼らの反発を招いてしまった結果、今、もっとも救い出さなければならない袴田さんに全ての不利益を押し付けてしまったのだとしたら、同じ法律家として考えさせられることの多い事案だと思っています。
静岡 裾野 保育園児虐待 当時の保育士3人逮捕 暴行の疑い 警察
平岩 利文ネクスト法律事務所 弁護士
別の報道では2歳の子どもが「怖い先生がペシするから嫌だ」と親御さんの前で泣いていたと言います。
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-454287.html
親御さんが「一生許さない」と言うのも痛いほどわかります。
それにしても、何故?
子どものことが嫌いだった?
職場環境が過酷でストレスが爆発?
もともとサイコパスな人格?
子どもが大好きで、弁護士の次の仕事はパートでもいいから保育士をやりたいと思い、今年、保育士の資格を取った私としてはもはや理解の範疇を超えています(※正確には試験に合格→まだ保育士未登録)。
理由はどうあれ抵抗できない子どもを虐待するのは絶対に許せない。
「被害にあった子どもを特定して心のケアを」との声も上がっていますが、直接、宙吊りにされなくても、叩かれなくても、それを目の前で見ただけで恐怖は心に刻みつけられます。
市は全ての園児に対してケアをすべきでしょう。
問題が発覚した後の園や市の対応もお粗末に過ぎました。
こういうことをしておいて、「もっと子どもを産んでくれ」とはどの口が言うのか。
子どもの数を増やしたいのなら、せめて日本中、どこに行っても、親がどんな仕事をしていても、金持ちでもそうでなくても、子どもがいつも笑い声を上げている社会を作ることが先だと思います。
絶賛の日本人サポーター清掃活動、舛添要一氏が懸念「清掃を業にしている人が失業してしまう」 - 社会
平岩 利文ネクスト法律事務所 弁護士
身分制社会じゃない日本でも清掃を業としている方、それで生計を立てている方はたくさんいらっしゃいます。
都庁や国会にだって清掃業の方々はたくさん入っていらっしゃるはず。
都庁や国会を訪れた我々が、「清掃を業とする人たちの仕事を奪いたくない」と廊下やエレベーター内にゴミを捨てまくって帰ってきたら、舛添さんも怒ると思うんですが・・・
そもそもなんですが、ワールドカップの清掃スタッフさんたちってボランティアが中心じゃないんですか?
「仕事なくなる」とか、前提事実が間違ってる気がします。
反骨精神は大切ですが、何でもかんでも小賢しい知識をひけらかして否定すればいいというものでもないと思います。
というか、たぶん日本人サポーターの方々は「世界から称賛を貰う」ためでも「身分制社会の人々の仕事を奪う」ためでもなく、「サッカー大好きだから、来た時よりスタジアムを綺麗にして帰りたい」という気持ちでゴミ拾いを始めたのだと思います。それって、別にサッカーに限らずラグビーでも野球でもゴルフでも同じです。
舛添さん以外にも日本人サポーターのゴミ拾いを否定するコメントを発している人がいますが、彼らをリスペクトできないまでも静かに見守ってはいかがですか?別にあなたの家の中に来てゴミを拾ってくれてるわけじゃなし。
自治会非加入でゴミ捨て場「出禁」は違法か 最高裁に舞台が移った住民トラブル
平岩 利文ネクスト法律事務所 弁護士
自治会とは加入・非加入・運営が本来、住民の自由意思に委ねられている任意団体のはずです。
対して、ゴミ捨て場はこれを利用しないという選択肢は、少なくともその地域に住んでいる以上あり得ない施設です。
人間らしい最低限度の文化的生活を送るために必要不可欠な施設の管理権を単なる任意加入団体に委ねている、というこの事件の前提がそもそも間違っていたのではないかと思います。
例えば「PTA会員になって、会費の支払いや役員業務を負担しない親の子どもは学校には来させない」という対応を取る学校・PTAがあったら、やはり強い違和感を覚えます。
制限されるのが「ゴミを収集してもらって健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」と「子どもの教育を受ける権利」と違いはありますが、自治会とかPTAといった、「今までは当たり前に存在していて誰もその存在に疑問も不満も抱かなかった団体」の意義やあり方をそろそろ考え直す時なのかもしれません。
コンビニの「中身スカスカサンド」に外国人失望、“上げ底商法”は日本の伝統芸
平岩 利文ネクスト法律事務所 弁護士
どこのコンビニの話なのでしょう?
「大手」と言っても、パッと思い浮かぶだけで複数社ありますが。
別にこの記事の「分析」に異を唱える気はさらさらありませんが、「セブンイレブンの〇〇サンドは」「ローソンの××サンドは」「ファミマの△△サンドは」と具体的な事実を特定しないで論じても説得力は半減か、それ以下かと思います。
私はコンビニ大好き人間ですが、私の利用するセブンやローソンやファミマのサンドイッチで記事中で紹介されているような商品に当たったことはまだありません。
私が強運なだけなのか、記事が前提としている(ように読める)ファクトに事実誤認があるのかはわかりませんが。
小室圭さん アメリカ・ニューヨーク州の司法試験に合格
平岩 利文ネクスト法律事務所 弁護士
おめでとうございます!本当によく頑張られました。
私も司法試験(旧試)に合格するまでは辛い日々を過ごしましたが、理不尽にマスコミに追いかけられ、不合格不合格と報道されて、試験会場に向かう服装や髪型まで報道され続けたプレッシャーは想像を絶していたと思います。
ご本人の努力もさることながら、ご両親も祖国も振り切って圭さんを信じて支え続けた真子さんにも心から良かったねー!と言ってあげたいです。
私事ですが、死んだ親父の日記に、私の司法試験最終合格の日から3日間、「よかった、よかった。利文は本当によく頑張った」と書き続けてあったことを思い出しました。
最後に。
マスコミ、ジャーナリズムを名乗る皆さん。
もう、こういうストーカーのような報道はやめてあげてください。
未来に向かって努力する若者を潰さないであげてください。
NORMAL
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