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【完全解説】ゼロから学ぶ、不老長寿の最先端
NewsPicks編集部
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
老化と加齢は別ものという認識は間違いなく、この記事から学ぶことのできる大きなメッセージの一つだと思います。年齢を重ねること=老化ではありません。 老化のプロセスの解明は進んでいますが、一方で紹介される薬や食事法が老化を本当に止めるのかは必ずしもわかっていません。その証明には時間がかかります。メカニズムの解明によって、「〇〇薬はコロナに有効だ」とセンセーショナルな報道が出たのちに、臨床試験でその効果が否定されていった薬の数々についてはまだ記憶に新しいと思います。実験室で起こっていることが実社会でも真実とは限らないのです。 ゆえに、この記事に出てくるようなことを鵜呑みにして行うことは、巷の悪徳商法に引っかかることと質的にはあまり大きな差はありません。同様に、シンクレア先生のセオリーから新たなビジネスが誕生しているのだとしたら、皮肉にも「歴史が繰り返しているだけ」なのかもしれません。 残念ながら「老化は、まだ治せない」。ただ、研究の進歩とともに、克服への期待は高まり続けていると言っていいでしょう。そして、そこにシンクレア先生が多大な貢献をされていることも間違いありません。
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米国、ワクチン接種完了者「原則マスク不要」
毎日新聞
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
米国CDCは、ワクチン接種完了後2週間を経過した者は、一部の特殊な事情を除き、屋外ではマスクおよびディスタンスが不要としました。また、屋内でも混雑のない場所ではそれらを不要としました。 まだ感染者が十分に減っていないことから、この判断には時期尚早であるとの批判も出ていますが、ワクチンをより促進したいという狙いもあるようです。また、科学的な根拠として、ワクチン接種者の感染伝播が低く抑えられていると考えさせるようなデータが得られてきていることもあるでしょう。 私の住むニューヨーク市内では、ワクチン接種のさらなる促進策として、ワクチン接種証明書で受けられるサービスの拡充、地下鉄の駅に新たに接種会場を設置し、そこで接種を受けた場合に7日間の無料乗車券を得られるサービスも開始となっています。 背景には、先週までのワクチン接種回数の急速な落ち込みがあります。しかし今週に入って少し持ち返していますので、ワクチン促進策のポジティブな影響が出ているのかもしれません。 何にせよ、社会を守るために、一人でも多くの人にワクチンを広げる必要があることにもはや疑いの余地はありません。ワクチンへの過信とも取れるような動きですが、一方で過信したくなるようなリアルワールドでの有効性が見られているのも事実です。集団免疫の獲得というゴールを達成するため、あの手この手で工夫が続けられています。
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米FDA、ファイザーのワクチン接種対象年齢を12歳まで引き下げ
Reuters
山田 悠史マウントサイナイ大学病院 米国内科専門医
米国FDAはファイザーのワクチンの緊急使用許可の対象を12-15歳にも広げることを発表しました。 背景となったのは、子ども2000名以上を対象とした臨床試験です。政治や感染状況によって対象を広げることにしたのではありません。同臨床試験で有効性は100%(ワクチン接種群でCOVID発症が0人でした)、また子どもに対する初期の安全性も確認されました。 この結果を第三者であるFDAが再度評価し、対象年齢の引き下げの運びとなりました。 子どもでも、高齢者と比べて「少ない」ながら世界的に命を落としている子もいます。また、合併症や後遺症に苦しむお子さんもたくさんいます。子どもから親や教職員に感染し、親や教職員が命を落とすケースもあります。 安全な学校運営や家庭生活のためにも、また社会としての集団免疫に向けても、重要な適応拡大となるでしょう。 これを受けて、日本でも対象年齢が近い将来拡大される動きになる公算が高いと考えます。 また、米国ではさらに、6ヶ月以上の子どもに対する臨床試験も進行中です。 引用文献(ファイザー社プレスリリース): https://www.pfizer.com/news/press-release/press-release-detail/pfizer-biontech-announce-positive-topline-results-pivotal
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