越智 岳人

スタートアップを取材していても、生産拠点が中国から東南アジアにシフトしているのを感じる。地政学的リスクだけでなく、QCDの面でもアドバンテージがあるらしい。

書きました。国内のAM市場でも独自の道を歩むスタートアップだと思います

設立から携わったウェブメディアfabcrossの10年を振り返る記事が出ました。 facebookの友達も半分以上がfabcrossをきっかけだったり、自分のキャリアが大きく変わるきっかけにもなりました。 純粋に10年も続いたことに感慨深いものがあります。このサイトに関わってなかったら、僕はフリーランスになることもなかったでしょうね。 ウェブメディアを続けるのは非常に難しく、それだけで10万文字書いてしまいそうなので割愛しますが、ひとえにプロフェッショナルな方々に支えられたおかげだと思っています。ローンチ当初はレギュラーの編集・ライターが片手で余るほどしかいなかったのに、今となってはたくさんの仲間がいて嬉しい限りです。 11年目もよろしくお願いします！

9年目となるファブ施設調査を公開しました。 今年もFablab Japan Network協力のもとデータを集計しています。調査結果と合わせて、今年のファブ施設関連の個人的トピックスにも触れてます。 なんといっても今年はDMM.make AKIBAクローズがまっさきに頭に浮かびますが、今年の秋に仙台のファブ施設を取材した時の気づきもまとめています。良かったらご覧ください！... さらに表示

2010年代の3Dプリンターブームにおいて、低価格路線の市場を切り開いたXYZプリンティング。彼らの後に参入したメーカーと比較すると、造形の品質や安定性が最後まで微妙だった印象があります。 とはいえ、市場に大きな変化をもたらしたのは事実。ダヴィンチで3Dプリンターを初めて使ったという個人ユーザーは決して少なくないはず。おつかれさまでした。

書きました。 スマートロックは一見すると地味なプロダクト/マーケットにも見えますが、同社は創業から5年で50万ユーザーまで成長中のスタートアップ企業です。しかし、過去には3年間で開発チームが4度解散するなど苦難の過去も。 創業者のジャーミン氏は親日家の台湾人。「人脈もないし、日本のVCから出資を受けたこともない」と語る彼が、どのようにサバイブしてきたかをインタビューしました。

この領域は大企業だけでなく、スタートアップの参入も目立ちますね。東大出身のARAV、海外ではTeleoなど、AIとの親和性も高いのでホットな領域だと思います。遠隔操作はハード、ソフト、通信と複合技なので、囲い込みでは難しい分、オープンイノベーションによる開発が欠かせないでしょう

取材しました。 賛否両論あるようですが、記事にも書いた通りベルリングの救急車は高機能で、かなりこだわった造り。その分、価格も競合よりも高いそうです。となると、予算が潤沢ではない民間救急車が導入するのは難しい気もします。 むしろ、「赤白デザインが必ずしも正解ではないよね」という問題提起とPRを兼ねた取り組みなんじゃないかなと思いました。

書きました。 MONOistの連載を更新しました。 今回は途上国や僻地の妊婦・胎児の遠隔診療に役立つデバイスを開発する香川大発スタートアップのメロディ・インターナショナルです。 先進国仕様で持ち込んだ医療機器が途上国では使いこなせず壊れたらガラクタに。それでも、現場からは製品化を求める声が止まないという状況を受けて、辛抱強く開発に取り組んだ勇気ある人たちを取材しました。 既にタイやブータンといった途上国だけでなく、日本国内でも離島や僻地の医療機関で採用されています。 蛇足ですが僕の母方が香川県ルーツなので、個人的にはとてもテンションの上がる取材でした。