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【塩野誠】日本はどの未来を選ぶのか#6/6
NewsPicksパブリッシング
西川 順franky株式会社 Co-Founder & COO
最終章であるこの章では、デジタルテクノロジーが個人だけでなく、国家や国際秩序を変える可能性があるこの時代に、日本がどのように行動していくべきなのかがテーマで、その鍵は「アジェンダセッティング(何が論点かを世界に向けて発信すること)とルールメイキング(その論点におけるルールを決める側になること)」であると塩野さんは示唆しています。 これは国だけでなく、企業が事業を行う際にも同じで、社会に対して問題提起を行い、それを解決するためのルールを自分たちが作ることで、競合に対して正しく優位に立ち、世の中に変革や新たな価値を提供することが可能となります。 ちょうど最近、ある事業での社会に向けたルールメイキングを通して、タイムリーにその重要性を企業目線で痛感していたところでした。 今後は、各企業が事業におけるそれぞれのアジェンダセッティングとルールメイキングを、どこまで国、そして世界に繋げられるかを意識していかなければならない時代だと感じました。 1章から全体を通して、デジタルから生活を切り離すことが出来ない今、変わり行く国際政治の状況と、with・afterコロナを見据え、個人も企業もどう意思決定するべきかを深慮するために、とても参考になる良書だと思います。
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