医師会は医師による医師のための職能組合なので、会長がコロナ対策のような有事の際の活動を統括することは出来ないでしょうが、権限はなくとも、解説ではなく、様々な提言はしていただきたいと思います。 今後は、地方医療のための自治医大や防衛活動のための防衛医大のような、有事の際に政府の下で組織できる「緊急医大」(SPC)を立ち上げる必要があると思います。

医師会も当事者意識ゼロであることがよく分かりました。 国民の緊張感が必要だという解説はいらないです。 どうすれば病床数を増やすことができるのか、ワクチン接種を如何に効率化するかを提言、実践していただきたい。 政府も自治体の長も同じで、解説はAIに任せて、実務でやるべきことを実践していただきたい。

中国の言うように、米国こそ人権問題に向き合うべきだというのはその通りですが、向き合い方が、中国=close、米国=openというのが決定的に異なるところです。 ここは埋められない溝ですが、中国は、今や人権問題は、環境問題と同じで内政問題ではなくなっときていることを理解する必要があると思います。

残念な結果になったが、コロナ禍の不安を払拭できない以上やむを得ないというのが大方の感想ではないかと思います。 一方で、残念なメディア発信もあったと感じました。例えば、 ①「断念」ではなく「頓挫」という言葉を使ったメディアがあった。高みの見物。 ②五輪精神は大事だが、同じくらい大事なのは経済効果であると言わない。困るのは政府だけと言って経済の波及効果を理解してない。 ③過去の失言や妄言が、その内容は別にして、発信のタイミングが絶妙であった。

その前に、切り取り記事ではなく、会長発言の全文を掲載してから、「この発言は女性蔑視だと思うか？」という世論調査をして欲しい。

ピュアな正義感が溢れていて、観念が先行して実際に汗をかいて努力している人の実感が全然伝わってきません。個々の1つ1つは正しくても全体を見ると上手くいかないことも多い。 透明性と公正なプロセスが重要なのは理解していますが、世の中はトレードオフの関係にあることばかりで、重い決断をして前に進もうとすると、周りからは見えなくても足して2で割ることも多いのではないかという気がします。特に利害関係者だらけの政治の世界では。 (以下追記) 最初のコメントを書いてから、森会長の発言の全文を読みました。これは女性蔑視どころか礼賛とまではいかないまでも決して非難される内容ではないと感じました。これは、意図的な切り取り記事ですね。このようなやり方で社会を扇動するメディアが許され、実際に汗をかいて実務をこなしている人が葬られるのはおかしな世の中になっている気がします。 反省として、このような記事がでたら、真っ先に全文を読むことが必要。

ワクチンの副作用の発現を心待ちにしている人達がいるのでしょう。1人でも出ると政治家や行政を非難しながら騒ぐのが目に浮かびます。今でも感染者数に一喜一憂して、苦労しながら行動している実務者のアラを探し続けています。 TVコメンテーター、新聞や某知事には是非サイレントマジョリティに目を向けた発言をお願いしたいです。TVや新聞社は、製造業のように世界的に競争しながら付加価値を高めていかないと昔の国鉄のようになってしまいます。

「宣言が遅過ぎて支持率が落ちました。菅首相はダメですね」と言いたいのでしょうが、それでコロナ対策をどうしたいのさっぱり分かりません。 日本のメディアは、公平と言いながら、実態は全て政府批判派で、政府支持派はありません。日本はサイレントマジョリティが健全性を担保している国であり、自民党の考え方や政策の幅が広く、一点集中主義ではないことから、メディアがその国民性や自民党的発想に甘えているだけなのかもしれません。 それにしてもTVコメンテーターが菅首相の労をねぎらう発言をしただけで非難されていましたが、これは健全とは言えません。米国のように、報道各社の立ち位置を明確にして、大統領と反大統領の両方の言い分を伝えることが重要だと思います。 例えば、A社はウチは反政府がモットーです、B社はウチは政府主義でいきます、C社はウチは両論併記ですときちっと宣言した上で報道した方が公平な気がします。メディアは権力のチェック機能を持つという幻想は早く捨て、メディア自身がチェック機能をどう持つべきかを真剣に考えなければならない時代になっています。

人事は、任命理由はいくらでも言えるが、任命しなかった理由は、本人が絶対に納得しないので、人前で言わないものです。 ネガティブな人事というのは、怨念が残るだけなので理由は言わないのが礼儀で、「総合的な判断」と言われたら、言われた本人は察するべきではないかと思います。

米国も親中派がリーダーになると日本にとっては大きなマイナスになるのではないかと思いますが、討論会の質はどうでもいいので、ただ日本にとって誰が大統領になるのがプラスになるのかをあらゆる観点から専門家に議論していただきたいです。

お二人の発言を聞いていて、政治そのものだと感じました。パイレーツ　オブ　カリビアンで船員同士が議論の途中で殴りあいになる場面がありますが、ある1人が「これが政治だ」というシーンを思い出しました。 政治は人間そのものの営みでもありますので、必ずしも低俗とは言い切れない気がします。 これぐらい平気で堂々と人を罵ることが出来るような、また堂々と感染しても強気でいられるような変人でないと、アジア某国の本当の変人に対抗できないのでないかと思います。

行政機能の地方分散化は、東京一極集中の是正の観点から、昔から言われていましたが、なかなか進んでいません。皆頭の中だけで議論し、実際は人はどのような行動をするかという分析がされていないので、いつも思いつきで終わってしまうのではないかと思います。天保の改革の人返し令的な発想では上手くいかないのでは。