Soma Kyoko

人材系は法規制がころころ変わったりするので、それに対応しながら経営していくのが大変で事業の売却を考える人が多そうです。ただでさえブラック業界のイメージがあるので、人を集めるのも大変そうですし。

昔から知っている企業がファンドに譲渡されている事例がよく見つかります。M&Aについて意識していなかったころは知らずにその企業のサービスを利用していたのですが、知ってて生活するとM&Aって結構身近なんだなあと思いますね。

web制作会社って本当にたくさんあるなあと思います。ある程度会社に勤めて独立して、最終的にM&Aで譲渡してアーリーリタイア、という人も多そうなイメージ。

後継者問題で廃業となってしまったところは勿体無く感じます。痛くない注射針で有名な岡野工業さんとか。そのようなケースが今後増えていく前にM&Aがもっと一般化して欲しいものです。

webを内製化したい会社なら買ってみても良さそうですよね。外部のweb制作会社に依頼すると納期がどんどん延びることもあり...。スピード重視でweb周りを強化したい会社が買い手になるってこともありそうです。

最近、web/IT系の企業は事業価値が高くつきやすいように思います。アメリカではGAFAに買ってもらえるような事業をいかにつくるか、という最初から売却することを考えて起業しているケースも多いとか。

体感でしかないですが、一時期から「〇〇バル」で食べログやホットペッパーなどに掲載しているお店が増えたなあと感じます。和風だと居酒屋、洋風だとバルという風に言い方を変えているくらいで、バルと名乗っているお店同士で比較すると特徴を出せているところも少ないように感じます。数は多いが差別化ができていないのであれば競争が厳しいのは自然ですね。

>また、ある事業売却の案件が何度も同じ買い手側の企業や仲介業者に持ち込まれると、その案件は出回り案件として扱われるようになります。出回り案件となると、ワケありの案件だと捉えられ、なかなか買い手がつかなくなってしまいます。 業界業種に限らず、どうやって外部に情報を漏らさずに売り先を探すかがポイントのようです。それを知らずに動いてしまって出回り案件となってしまっては勿体無いですよね。

前に利用した旅館が経営難という記事を読みました。数百年も続く老舗、というところで温泉もご飯も良かったのですが、そういうところでもなかなか難しいのだなと思いました。一方でITツールを導入して売上が何倍になった、というような旅館の事例記事もあります。最新のツールを活用できる、時代の変化に適応できるところであれば残っていける。適応できないのであれば適応できる人に事業を引き継ぐ、というのも選択肢の1つなのかもしれません。

人手不足が話題になっている物流業界ですが、単純に人を増やすための方法としてM&Aを行うのもありですよね。売られる側の会社のドライバーもM&Aで待遇が良くなるのであれば嬉しいことですし。

従業員の生活を守るだけでなく、創業者もまた次のステージに進むことができたという良い事例ですね。 >太田　日本の外食業界は、働き方改革、人手不足、外国人労働者、消費税増税と問題山積で、かなり状況が厳しいです。では、次のステージはどうしていくべきか。それはやはり、海外進出だと思います。 頻繁に贅沢ができるほど余裕がある人は周りの同年代では多くありません。消費税増税となれば今より外食がしづらくなります。 「日本食」がブランド化しているのをチャンスと見て国外で戦う、その為にもM&Aという道を選択することが今後一般的になったら、飲食業界はもっとおもしろくなりそうですね。 そういう未来を描ける飲食業界なら世の中からの見え方が変わり、飲食で働いてみたいという人も今より増えるかもしれません。