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【実録】副業したら幸せと手取りが爆増した会社員のハナシ
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
ここまで価値化できる人は極僅か、というコメントは実際のところその通りなんだと思います。一方で、これは新しい趣味の形なんだ、と捉えると見え方も変わってくるのでは。
「走るのが趣味」という人がいるように、「教えるのが趣味」という人ってそれなりにいると思うんですよね。同様に、「片付けるのが趣味」とか「掃除するのが趣味」とか「整理するのが趣味」という人もいるはずで。
(そもそもこういうレバレッジの効きにくい労働集約型の副業ってマックス稼げるようになってもこの方くらいまで、なんでしょうね。ゴルフってそれなりに所得がある人の趣味ではあるので、ある程度単価も上げやすいし。それでよいのだと思いますが。)
おそらく入口は趣味が高じて、なんでしょうけど、それがちゃんと手軽に「稼ぐ」に連結できるようになってきたのはポジティブなことでしょうね。
日本だけ違う?18歳が「人生において大切にしたいこと」、他国が「家族」と答える中、日本で最も多かった回答は…
大ヒット本著者が伝授、誰でも「良いコンセプト」を生める法則
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
「インサイトは矛盾をはらむ」ほんとその通りだと思います。
黒烏龍茶が見つけた「健康も大事だが思い切り食べたい」(→食べても太りにくい飲料)
花王エッセンシャルが見つけた「キレイにはなりたいがどうせ難しい」(→カワイイを作るシャンプー)
とかもやはり矛盾を感じさせるインサイトで、
それがよい「問い」になっているのは矛盾を発展的に統一する(アウフヘーベンする)機会を企業に与えてくれているからなんだな、とこの動画を見ながら思いました。
『コンセプトの教科書』様々な発想の問い、型、事例がまとめられた、企画者が携えておきたい一冊です。
ご興味のある方ならきっと買って損しないと思います。ぜひ!
首相、老害発言「極めて不適切」 成田悠輔氏巡り
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
成田さんは高齢の実力者(政治家など)は身を引くべき、という主張をされていますが、以下2点は指摘しておく必要があります。
①高齢の政治家がいるのは日本だけではなく、むしろアメリカの上院の方が高齢化しています。
https://note.com/takamasa_sakai/n/nf18f9f7f1f46
例えばバーニー・サンダース上院議員は御年82歳です。そしてその主張と老練さによってむしろ若者に支持されています。
②カナダの上院のような議員の定年制を、という主張もありますが、カナダ上院は選挙で選ばれていません。下院は選挙制で定年なし。
また、仮に定年制を設けたとしても、有権者の層が厚い(そして投票率が高い)のは高齢者なので、仮にそうなったらすぐ「生涯活躍党」というような名前の高齢者利益にフルコミットする党を設立する40~50代の議員とかが現れ、高齢者の票を集めて台頭するでしょう。
本質的に重要なのは供給側(ここでは議員)の高齢化よりも需要側(ここでは有権者)の高齢化のほうです。
それによって生じるのが「世代間の一票の格差問題」であり、この点を解消するための投票制度変更こそ議論されてしかるべきです。
この”世代間における1 票の格差”を解消する投票制度の詳細については国立国会図書館 政治議会課の藤原佑記さんという方が2021年に肯定・否定両方の意見や他国での議論も含め非常に分かりやすいレポートを出されているのでぜひ御覧ください。
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11643610_po_20200304.pdf
例えば選挙区を世代別に割り振って若い年代の支持を得た議員が一定数国会に送り込まれるようにするとか、さらに余命が長い若者の票の価値を重くする「余命投票」という制度も提案されています。
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