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「それでも大暴落は止まらない」ビットコインが"新時代の通貨"とはなり得ない3つの理由
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唐鎌 大輔株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
タイトルの「大暴落」は一番言いたいものではありませんが、エルサルバドルの法定通貨化を受けて方々から論考を求められることが多いので一筆させて頂きました。暗号資産の可能性や未来を論じることについて、私は特に否定的な方ではありませんが、あまりにも現状への理解不足が目立つことも事実です。 例えばエルサルバドルの一件を歴史的、革命的と持ち上げるのは簡単ですが、ドルとの兌換を保証していると大統領は言っています。あれほど価値が乱高下する代物とドルの兌換を保証するということは、日常的に相応のドル準備が必要かと思いますが、それは可能なのでしょうか。また、法定通貨になるということは強制通用力を有するということでもありますが、報道を見る限り、「受ける準備が無ければ断っても良い」というような建付けになっているようにも見えます。それで普及することはないでしょう。 リブラ(現ディエム)の際もそうでしたが、既存体制への脅威だと半ば自己陶酔しヒロイズムを抱くことに熱心になる一方で、現行規制への理解が曖昧で表舞台から降ろされるということが続ているように思います。G20やIMF、BISといったグローバルなルールメーカーでどういった議論が行われているのか(例えば先般のビットコイン保有に係るリスクウェイトの議論含め、本文参照)も、暗号資産の未来を思えばこそ、理解しておくべき話かと思います。 もちろん、理解した上で主張している有識者の方々も沢山いらっしゃいますが、そうではない人たちを沢山巻き込む資産でもあり、現状を把握した上で、未来を語る目を大事にしたいと思います。
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