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トルコ大統領選、決選投票か エルドアン氏、猛追許す
共同通信
立澤 賢一元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 
トルコという国は地政学的にはとても微妙な位置に存在してます。 簡単に言えば、西側ヨーロッパと東側共産社会主義国との緩衝地帯となってます。 2018/6 の選挙ではエルドアン大統領が1回の選挙で大統領に選出されました。それでも単独ではなく、連立でなんとか過半数を超える52.6% でした。 エルドアン大統領が不利とされているポイントはインフレ率40%と高いことと、直近で、5万人以上の犠牲者をだしたトルコ大地震への対応が芳しくなかったことです。 昨日の選挙では候補者3名の戦いでした。その結果 エルドアン 49.4%  クルチダルオール 44.9%   シナンオアン 5.3%  となり、誰も過半数を獲得できなかったので5/28の再選挙へ突入となりました。 5/28の再選挙での注目点はシナンオアンの5.3%の票がエルドアンかクルチダルオール のどちらに回るかです。 野党候補者のシナンオアンは反エルドアンですが、右派ということで選挙公約は強いトルコを維持するという内容でエルドアン寄りです。 従いまして、シナンオアンの票の多くがエルドアンに向かう可能性は高く、結果的にエルドアン大統領が再戦される可能性は高いと個人的には思ってます。
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