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“未知の天体 天の川銀河に” 東京大学など国際研究グループ
早崎 公威忠北大学 天文宇宙科学科 准教授
PeV(ペブ)スケールのエネルギーを温度で表すと、1 eV(エレクトロンボルト)が約1万度で、1Peta (ペタ)が10の15乗なので、1PeVは温度にして10の19乗度ということになります。比較のために、太陽の中心温度を見てみるとそれでもたかだか10の7乗度かそこらです。宇宙ではその途方もないPeVスケールのエネルギーを持つ陽子がビュンビュン飛び回っており、その超絶エネルギーを生み出す仕組み(天体ないし現象)が銀河系内にあるという証拠が発見されたというニュースです。
宇宙で起きた新たな“爆発”が、ブラックホールの秘密を明らかにする
早崎 公威忠北大学 天文宇宙科学科 准教授
潮汐破壊現象はなく超新星爆発の亜種(というと語弊があるかな)であるFailed Supernovaeが有力な説。日本語でどう訳すんでしょうねぇ。
https://arxiv.org/abs/2103.01968
>引用
『現時点で最も有力とされているのが、「Failed Supernova」であるという仮説だ。これは太陽の20倍前後の質量をもつ巨大な恒星が寿命を迎え、燃料を使い果たしたときに起こる過程である。そしてこの恒星の核が崩壊し、普通なら通常の超新星が発生する。通常の超新星では落下した物質が反発を起こし、後には中性子星と呼ばれる高密度の物体が残る。しかしキャメルやカウの例では、「核の崩壊の過程で通常とは異なることが起こります」と、パーレイは語る。「核が中性子星へと崩壊する代わりにブラックホールへと直接崩壊し、恒星の大半がブラックホールへと吸い込まれる、というのがわたしたちの主張です」ブラックホールが恒星の外層を飲み込むなかで、この恒星は急激に回転を始め、そこから生み出された強力なジェット(ガスの流れ)が両極から噴出する。わたしたちが目にするのは、恒星の外層を突き破ったジェットによって発生した光の爆発ということになる。』

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