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米、菅首相訪問を正式発表=16日に会談と共同記者会見
武貞 秀士拓殖大学大学院 客員教授
南シナ海、東シナ海の安定、ミャンマー問題、北朝鮮問題、気候変動、米中関係など議論する事案が山積しているときの日米首脳会談となった。日米関係がさらに強化されることを祈りたい。過去には日米首脳会談の真っ只中に北朝鮮がミサイルを発射したことがあった。今日、北朝鮮のSLBM発射台に動きがあるとの報道があったけれど、緊張の一週間になりそうだ。
ロシアと中国、ミャンマーへの国際的取り組みを阻害=EU高官
武貞 秀士拓殖大学大学院 客員教授
中国はミャンマー事態に国連が介入することに反対し続ける。それはEU高官が指摘するように、地政学的条件が絡むから。中国には地政学に基づいた対ミャンマー政策がある。中国とミャンマーは高速道路、鉄道の建設に関する合意書を2011年までに締結し、ミャンマーの港を中国内陸部の物流の出口港にするための整備を進めてきた。中国はミャンマーと中国企業の管理下でチャオピュ―に新しい港と経済特区を開発する覚書を調印し、2015年12月、ミャンマー議会は港湾と工業地域の開発についてCITICグループとの契約を承認した。140億ドル規模。2013年には雲南省昆明に向けた石油・ガスパイプライン(中国・ビルマ・パイプライン)が完成している。総工費は25億ドル。12年間かけてこれだけの投資をしながら中国の雲南省とインド洋を結ぶルートを中国は作ってきた。中国はミャンマーの軍部との緊密化な関係をもとに、ミャンマーとの友好関係を強化して、米国や国連の介入を遮断したいと考えているのだろう。
韓国タンカーを解放=イラン、1月から抑留
武貞 秀士拓殖大学大学院 客員教授
韓国内にあるイランの資産、7650億円という金額は大きな金額だから、この時期に韓国がイランに返却することが決まったのであれば、イラン、韓国、米国の3者の間で重要な「水面下の合意」があったことになる。韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相が4月11日、1泊3日の日程でイランを訪問するため、大統領専用機でソウル近郊の軍用空港を出発した。韓国の首相がイランを訪問するのは44年ぶりとのこと。韓国首相のイラン訪問がヤマだった。韓国とイランのやりとりには米国の「了承」があったはずだから、イラン核合意になんらかの進展があったはずだ。米国、イラン、韓国そしてイスラエルの動きから目を離せない。
なぜ、日本は韓国よりも貧しくなったのか - 原田 泰 (名古屋商科大学ビジネススクール教授) - WEDGE Infinity
武貞 秀士拓殖大学大学院 客員教授
この記事で指摘されていることはすべて正論。「日本にウーバーがなく、有機ELパネルを作れず、安価に電子決済できるシステムが普及していないのは独自性と独創性がないからではない。農業、運輸、電力、金融、建設、卸・小売、食品産業などの生産性が低いのもそうだ。アメリカや他国の優れた事例を真似ることができないような規制、制度、慣行があるからだ。産業だけでなく、政府の機能においても、遅れている。コロナショックの中で、日本の政府も世界の水準に追いついていないことが多々あると分かった」との指摘に反論の余地はない。しかも日本社会には「これではいけない」とか「どうしたら良いのか」といった議論があっても、「日本の方式が最高」といった議論にかき消されている。「世界中の先進国が、国民の所得を把握し、コロナショックで経済的に傷ついた人々に素早く給付金を配布することができたが、日本はそれができなかった。世界は感染者をスマホの位置情報などで把握しているのに、日本は電話で感染経路を洗い出そうとしていた。結局、人手不足とプライバシーの壁に阻まれ、それもできなくなっている」との指摘に誰が反論できるのだろうか?

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