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【完全解説】アップルカーは本当に「自動車」を変えるのか?
NewsPicks編集部
スズキ マンジ(株)デンソー 担当部長 スズキマンジ事務所 代表
1900年代初頭に、FordがT型フォードで馬車の市場を約10年で塗り替えました。 Appleは、フィーチャーフォンをiPhoneで置き換えたように、自動車を再定義できるのでしょうか? 「トヨタ対Tesla」「トヨタ対Apple」というタイトルは、キャッチーですが、それは「野球とサッカーという違う種目のチームを比較している」ということに気づくことが大事です。 NIO、BYD、その他既存OEMが販売しているのは「EV」ですが、Teslaのビジネスは「エネルギー」であり、「EV」は、その中のひとつの要素です。 AppleがT型フォードのように、現状の自動車市場をディスラプトするのか?それは「EV企業」としてなのか?それとも、Teslaのように「他の事業の一部(例えばIT業界など)」としての「EV」を売るのか? それを予想するためには、Appleが考えている「誰に、Appleならではの、どんな価値を提供する」かを考えることです。Appleは、「そこにビジネスがあるのでやる」という会社でないことは、みなさん、ご存知のとおりです。 現在、地球上では12億台前後のクルマが走っています。そして、それらの多くのクルマは5年、10年、20年と使われます。仮に、年間1億台の生産が全てEVになったとしても、市場が入れ替わるまでに何年かかるでしょうか? 携帯電話の市場と、自動車の市場の違いを意識して、Appleが、誰に、どんな価値を提供しようとしているかを正しく理解しないと、この話はできません。 大きな勘違いは、「自動車業界の人に聞いても意味がない」という意識です。確かに、バイアスがかかっている方もみえますが、きちんとした視点で、Appleを分析できている方もいるので、自動車の専門家も取材に入れると、更に完成度の高い記事になると思います。 ※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
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