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「空飛ぶクルマ」発着場を開発する英企業が描く未来図
ニュースイッチ
土屋 武司東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
VTOL(垂直離着陸)航空機の空港を「Vertiport」(バーティポート)と言います.空飛ぶクルマは,航空法上の航空機として扱うことから,航空法第79条によって,陸上にあっては空港等以外の場所において離陸,または着陸してはいけません. ただし,航空法第79条にあるただし書の許可を受けることにより,空港等以外の場所(場外離着陸場)で離着陸することができる制度がある. 航空法第38条(空港等又は航空保安施設の設置),第47条(空港等又は航空保安施設の管理),同第47条の2(空港機能管理規程),航空法施行規則第92条(空港等の機能の確保に関する基準)に加え,ヘリポートの設置基準なども定められています. もし現行法で航空法第79条ただし書ではない第38条によるヘリポートを設置しようとした場合,環境アセスメントも入れると1~2年がかかります.ただ土地を平らに舗装してOKというわけではない. しかしながら,eVTOL(電動の垂直離着陸)タイプの空飛ぶクルマのVertiportは従来のヘリポートと違うだろうと,安全を損なわずに設置法の見直しが可能ではないかと国交省の「空飛ぶクルマ運航安全基準WG」にて検討しています. https://newspicks.com/news/5273615?ref=user_2112738 以上は本記事に登場したSkysports社と兼松の共同シンポジウムに関する記事のコメントの再掲です. https://newspicks.com/news/5690975?ref=user_2112738
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【最先端】東大発ベンチャーが仕掛ける「衛星画像」のサブスク
NewsPicks編集部
土屋 武司東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
心配なのは財務.社会的な後押しもあり資金調達は順調なので,すぐにどうということは無いですが,いつ黒字化できるか. 記事にあるサブスクサービスが以下の「Axcel Globe」 https://www.axelglobe.com/ja/ 料金体系が分からないのですが,なぜ画像の売り切りではなくサブスクリプションなのだろう. たとえば,昨日ニュースに挙がった「衛星画像ICEYEが「1万平方キロ」をカバーする画像サービスを始動」 https://newspicks.com/news/5849210 ですが,どういうサービスかは記事を見る限り分からないのですが,以下を見るとデータの注文販売のようです. https://www.aw3d.jp/products/iceye%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%94%BB%E5%83%8F/ アクセルスペースがサブスクにする理由は,私が考えるに衛星の数はまだ少なく(撮影頻度が少なく),ICEYEのSARなどと違って可視データなので日照,雲などの天候に画像が左右されるために,画像の質が確保できないことにあるのではないか.そのためにサブスクにしているのではないかと思う(私の勘ぐりです). 要は,今後,衛星開発を促進し,コンステレーションの規模を上げて撮影量・データ量と頻度を上げていくことに期待し,そうしないとビジネスとしての成立は難しいのは無いかと感じている.
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H3後継ロケット「再使用型」開発へ…コスト大幅減、30年にも打ち上げ
読売新聞
土屋 武司東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
【補足】 https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00211.html なるほど,私の専門に近いところでは,少し前から議論になっているエアブリージングエンジンによる2点間高速輸送とそれを発展させた2段式スペースプレーンが出ていますね.やる気が出てきました. この記事にあるVTVLは一形態の一例でしかないじゃないですか.ニュースに騙された. 「革新的将来宇宙輸送システム実現に向けたロードマップ検討会」で出てくる話だと思うのですが,まったく日和見主義的,前例主義的,舶来礼賛で困ったものです.ロケットを垂直に打ち上げて垂直に着陸させるVTVLには一度として主流にならず,ほとんど関心を示さなかったくせに. どこまで一般に知られているか分かりませんが,JAXA(正確には,「はやぶさ」で有名な「宇宙科学研究所」)の稲谷教授をリーダーとする研究室では再使用型ロケットの研究を20年以上前から,SpaceXやブルーオリジンより早くから行っていました. http://news.mynavi.jp/articles/2015/06/25/reusablerocket/ ロケットエンジンの再使用とその飛行試験も秋田県能代で行われています.以下,動画. https://youtu.be/7P7KRqSPJBU この分野では世界より先行していたのに,大型でコストを削減した使い捨てロケットを重点化したために海外に抜かれてしまった.あわてて,キャッチアップしようというのは日本で良く見る光景か. やるとしたら,いきなり開発ではなく,とりあえずシステム検討から入ると思うので盲目的に海外追従ではないと思いますが. とは言え,再使用型宇宙輸送システムに注目が行くのは嬉しい.
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