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アメリカの理容室DXを牽引するThe Cutが資金調達。世界展開も視野に。
金澤 一央Asia Quest CMO / DX戦略室長
個人的には理容室派なので、日本にもこの流れは来てほしい。
ざっくりいうと床屋さんのマッチングと予約が出来るアプリ。美容室ではなく理容室というのがミソです。今まで、おしゃれ系のカテゴリは女性マーケット主導で、D2Cだろうがコミュニティだろうが女性に向けたものが王道。しかし、BonobosやIndochinoみたいな男性向けアパレルD2Cも存在感を出し始め、「普通の男の人のおしゃれ」に特化することも十分に大きなビジネスになりうることを証明し始めました。確かに女性向けより分母は小さめだけど、しっかりと存在している市場なわけです。最大市場サイズが小さいから大手が出てこないという側面もあるでしょう。
【体験記事】レジゴーが見せるイオンの挑戦
金澤 一央Asia Quest CMO / DX戦略室長
先日レジゴー体験してきた記事を書きました。
Walmart Pay & Goに似ていますが、スマホ内決済はありません。
レジ待ち時間は格段に短縮され、店舗を訪れた体感では1〜2割り程度の来店客が利用している感じです。
レジ待ちというペインの大半を構成する、バーコードスキャンとカゴ入れの時間がなくなるので、実質的なペイン除去となっている感じですが、顧客情報と全く紐つかない(スマホ内決済がないので個人情報の登録もなくモバイルコマースの購買履歴とも紐つかない)ので、ビッグデータ分析からのリコメンデーションやCX向上アクションには一切つながらない実証実験だなあ、というのが率直な乾燥です。
確かに、レジ待ち時間が短縮されれば回転数があがるし顧客体験も向上するんですが、ここまでではカイゼン止まり。eコマース購買履歴とマッチアップかければ、何が店舗で買われて、何が配送希望されるか、とか、購買開始から終了まで何分かかってるんだとか、何歩ぐらい歩いてるんだ、とかをデモグラ属性別に分類できたり出来て、小規模店舗や配送用のダークストアに配置すべき商材とかサービススキーム設計の戦略とか立てれるのになー(WalmartもTargetもCVSもこれやってる)とも思いました。
とはいえ、めっちゃイオンのヘビーユーザーなんですごくその未来に期待しています。
生産者と消費者をダイレクトにつなぐ東南アジア産直EC「SECAI MARCHE」が総額約1.5億円の資金調達を実施
AT&Tとディスカバリー、メディア事業統合近く発表か-関係者
金澤 一央Asia Quest CMO / DX戦略室長
AT&Tのメディア部門分離は2001年のリバティメディアのスピンアウト以来。当時AT&Tはデジタルの流れに乗れず、ブロードバンド事業すらコムキャストに売っ払う斜陽状態だったところを、子会社のSBCが逆買収して立て直し、ディレクTV、ワーナーを買って垂直型メディアコングロマリットを目指したわけだが、ここに来て、かつてスピンアウトしたリバティからスピンアウトしたディスカバリーとメディア部門を統合し、分離するという話。事実上、ワーナーとリバティがくっついたようなものかも。リアリティ系が強いディスカバリーと組んだ、って言うより、旅行のExpediaやショップチャンネルのQVCを持ってるリバティ系と組んだ、と見ると面白くなります。
NetflixやAmazon videoなどのOTTが主流になってコードカッターと呼ばれるCATV離脱者が増える中、回線契約で縛り付ける垂直型コンテンツプロバイダーモデルでは生き残れないと判断したのでしょうか。
ついでに、反トラスト法対策としても分離しといた方が良いのかも。
ともあれ、テレビ局も通信会社も垂直型目指してる日本にもいつか起こる話かもしれません。
NORMAL
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