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【現実】脱炭素マネー「4.5兆円分」が吹き飛んだ
小熊 基之環境発電株式会社 取締役CFO
再生可能エネルギー事業は「制度ビジネス」なので、浮き沈みは当たり前の話。「儲かれば投資家が殺到するが、儲かりすぎれば規制が厳しくなり利益率が落ちる」の繰り返し。
また、「CO2見える化」などのIT・ソフト系のビジネスは他人の褌で相撲をとっているだけ。本質的には膨大な発電アセットを積み上げない限り脱炭素はできないが、このようなビジネスはエクイティーマーケットとあまり相性が良くない。日風開の以下のサイクルこそが典型的な再生可能エネルギービジネスの流れ
「RPS制度による成長→IPOでブーム的な株価高騰→制度上の問題で右肩上がり維持できず→粉飾と不祥事→非上場化→洋上風力ブームで期待高まる→再び制度・入札絡みの不祥事」
上場インフラリートも縮小均衡に入っており、今後は、非上場のインフラファンド的なものが支えていくしかないのでは
【評価30倍】僕らは「脱炭素」で、もう一つの勝負をかける
小熊 基之環境発電株式会社 取締役CFO
残念ながら、わが国のエネルギーベンチャーの多くは、「ジャイアント」になる前に失速しています。「日本風力開発」「ファーアストエスコ」等、IPO直後はもてはやされましたが、その後、残念な結果になっています。
レノバについても、ここ数日の状況はかなり厳しいのはご存知の通りです。
良くも悪くも、エネルギー事業は制度依存ビジネスですので、制度が逆風になると成長ストーリーが描けなくなり、粉飾などに走る例が多いです(エンロン、日本風力開発・・・)
「グリーンジャイアント」の代表例に挙げられるネクストラエナジーはフロリダの規制部門(日本での旧一般電気事業)が収益の根幹を支えています。
ENEOSが再生エネ大手買収 2000億円、石油依存転換
小熊 基之環境発電株式会社 取締役CFO
稼働中、仕掛中のFIT案件のDCF(FIT期間)以上の価値はどこまであるのでしょうか?多分あまりないのでは
FIT切れ後の太陽光については一定の価値があるとしても「追加性」があると認められるか否かは、制度面含め10年後の状況次第と思われます。
洋上風力に関しても、アップフロントで稼げるゼネコン、マリコンはともかくとしても、20年間持ち続ける発電事業者、銀行等にとって本当に美味しい話しかどうかは疑問です。より難易度の低い陸上風力でも成功した企業・投資家は日本では少ないのでは?
2000億円も使うなら、コスモHDを全部買って、いらない製油所潰した上で、コスモエコパワーを活用した方が、効率的なのでは
IEA「石油投資ゼロ」が衝撃なワケ
小熊 基之環境発電株式会社 取締役CFO
石油株(日本の元売りではなくXOM、CVX等有力なアップストリームを持っている会社ですが)の買場が来ましたね。シナリオとしては以下の通りでしょうか。
欧米系のメジャー等は株主のプレッシャーで炭化水素の上流への投資が細る→来年以降アフターコロナで石油需要等が伸びる一方で非OPECの供給細る→OPECもここ数年の経験で増産ペースは抑える→WTI100ドル目指す→メジャー等はキャッシュが潤沢になるも再エネ投資はリターン・ロット共に小さく結局増加したキャッシュは株主還元に→石油会社の株価は更に上がる→「ESGなので石油株は買わない」といっていた機関投資家等もインデックスや他の投資家に負けるわけにはいかないので石油株買わざるを得なくなる。
これが2025年くらいまでのメインシナリオでしょうか
サッカー女子プロリーグ提案へ 日本協会、7月の理事会に
小熊 基之環境発電株式会社 取締役CFO
プロ化より先にやるべきは、少なくともJ1のクラブには女子チームを傘下に持つことを義務化することでは(現在は努力目標)。これで受け皿を広げ、中学生や小学生女子のより多くの子供たちがサッカーをやるようになり、かつ、女子サッカーの指導者のレベルが格段に上がるはず(現状では代表監督の様に明らかに女子サッカーの指導者のレベルは低い)。
現状の延長線ではプロ化してもガラパゴス化(足元は上手いが、フィジカルも戦術眼もない選手が緩いパスをつなぐだけ)は更に進み日本の電機業界みたいになってしまう(一度は天下をとったが、世界の流れを見て見ぬふりをし、完全に世界に置いて行かれる)。
NORMAL
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