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【3分解説】ドコモ値下げの破壊力
佐藤 容一GIJ 経済
この手の通信のニュースに何回もコメントしてますが、実体験から世の中の80%の人はリアルショップの手伝い無しに機種変やプラン変更なんてできません。
私は10年前から大手は詐欺だから格安にしろ!という布教活動をしています。
大学時代の友人や、前の職場(IT)の同僚は説明すれば納得して、自分で変えます。
地元の友人は何だかよく分からないけど、お前がそこまで言うなら信じるよ。でも自分ではできないから手伝ってとこういう感じです。
ニュースピックス読者層のような、周りはそこそこ偏差値の高い大学を出てる人ばかりだと分からないかもしれませんが、本当に世の中の大半の人は経済合理性だけでは動いていません。というか世の中に出ている情報を認識できていないという言い方が正しいです。
2年前にはやった「ai vs教科書が読めない子どもたち」に書いてあるようにまともに文章化された日本語を理解できる人のほうが少数派です。
いくら情報が開示されても、保険にしろ、携帯にしろこういった認知格差を利用して分からない人を法律の範囲内で騙すビジネスは今後も続きます。
【ガチ検証】三木谷さん、楽天携帯を「メイン端末」にできますか?
佐藤 容一GIJ 経済
私は、日本ではsoftbankしかiPhoneを取り扱っていなかった大震災前の2010年から香港に渡航してsimフリーのiPhoneをdocomoの格安回線で使っていた携帯マニアです。
大手の通信会社を契約している友人を、片っ端からそれは「詐欺だから会社変えたほうがいいよ」と手を引っ張って格安simを扱っている店頭で変更をさせました。
そこで分かったことは格安simに変えられるかどうかの分かれ目は「認知力」です。よくマスコミの記事では若くてITリテラシーのある富裕層が格安simのユーザーだと報じられていますが、富裕層であるかどうかと格安simの使用は相関関係です。
直接の因果関係は認知力が高いと、大手は詐欺であると計算でき、通信会社を変更するというロジックが正しいです。
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200914/ech2009140645001-n1.htm
街角インタビューで「格安の存在は知っているけど品質が不安」とか言う回答が目立ちますが、あれは「冷房は寒いから嫌いだ」という老人の殆どが認知機能の衰えにより最近のボタンがたくさんついている冷房機器を使えない言い訳をしているのと同じ現象です。
自分が「分からない」ということを恥ずかしくて言えないのです。
長くなりましたが結論はこうです。
世の中の80%の人はリアルの物理ショップのサポートがないとスマホの運用ができません。若いからとか関係ありません。
なので今は、はっきり言ってメイン回線では使えない楽天もブランド力があり、そのうち回線品質も安定して、リアルショップも持っているのでそれなりのシェアを取ります。長い目で見れば。
逆に自社回線を持っていない、大手傘下ではない格安sim系の会社は借りモノ回線だから値下げには限界がある、物理ショップの維持費も重荷になる、理論上たくさんの人をぎゅうぎゅうづめにして同じ回線に通しているので品質の向上は見込めないので長い目で見ると衰退していきます。
最近大手から出されている魅力的なプランはすでに格安に流出してしまった認知力の高い20%向けの人を大手へ戻すためのプランであり、80%のマジョリティーは引き続き搾取の対象となり続けます。
公開情報からスクープを連発。「オープンソース報道」の時代
佐藤 容一GIJ 経済
各国のスパイ、情報機関では昔から取られてる手法ですね。
さっき、「オープンソース 情報機関」で検索したらオープンソースインテリジェンスという言葉が出てきました。
曰く、一般的なメディアが公開している出版物や活字情報、放送内容の分析。
以前、佐藤優氏が同様なことをどこかのメディアで書いていました。
株の投資の世界でも直接その会社の社長にインタビューしたりするファンドよりも、オープンソースから分析をする一般人の方が成績がいいこともありますよね。
私はいままで航空会社のマイレージを使って世界各国のファーストクラスを20路線乗ってきました。
同じマイル仲間からはどうやって予約難易度が高いファーストクラスのタダ席の空席を見つけているのか?疑問に思われています。
別に何かすごいツールや特別な情報源があるわけではありません。
航空会社の公式のwebページが一番の情報源です。公式webを丹念に調べていけば片道100万円以上するファーストクラスの無償空席に関する情報がゴロゴロ出てきます。
英語難民を救え。「ビジネスで使える英語」の正体とは
佐藤 容一GIJ 経済
英語がうまいかどうかは、歌がうまいかどうかに評価基準は似ています。
歌詞があっているか?
音程(日本ではよくイントネーションという)はあっているか?
鼻腔の空間で響きを作っているか?
孫さんの英語を聞いていると、歌詞はところどころネイティブではありませんが、音程(イントネーション)はほとんどネイティブが聞いてもグレートではないけど、okだねという感想になると思います。
ネイティブ、特にアメリカ人は鼻の奥で音を「増幅」させています。日本人がよくその「増幅」を真似しようとr発音が入ってないのに巻き舌でその増幅を再現しようとする、分かる人にはわかる変な音の正体です。
孫さんは日本語の地声で英語も話しているのでこの増幅は聞こえません。
典型的な日本人英語は「歌詞」も「音程」も外れていて、「鼻の奥」での音声の増幅も無いので、ネイティブには別の歌をうたってるよね?何を言ってるか分からないという反応が返ってきます。
ということで、歌詞と鼻の奥の増幅はないけど、音程はあってる孫さんの英語を聞いてネイティは「あの人の英語は分かる」という評価をしています。
最低限、youtube等をたくさん見て音程は真似した方がいいです。
孫さんは典型的な日本人英語を話してません。
最後に、孫さんは世界的な億万長者で、先進的IT企業の社長だという先入観が話の聞き手に「こいつは何か重要なことを喋っているにちがいない」という思いを起こさせています。だから多少英語が聞き慣れない音で話していても集中して聞こうという思いも同時に聞き手に起こさせているはずです。
この聞き手への期待は普通の日本人には真似できません。
ということで結論。
ネイティブ英語の音程だけは最低限真似しよう。
YouTubeの未来、テレビの未来
佐藤 容一GIJ 経済
横文字が人名なのか?サービス名なのか?会社名なのか?検索しないと分からないw
ということで一般論でyoutubeの感想を書きます。今youtubeで一番注目してる機能は自動翻訳のシステムです。動画内の音声データを解析して各国の言葉にして字幕表示してくれます。精度がまだまだイマイチですが、そのうちもっと自然な翻訳になっていくでしょう。
ということは、将来的には何語で動画をアップロードしても、どの国の人にもその国の言語で違和感のない字幕表示される未来がやってくるということです。
直近ではノンバーバルな非言語的表現のものや、英語のコンテンツが広がりやすいでしょう。この翻訳機能がもっと良くなれば「本物」のコンテンツが再評価される時が来ると思ってます。昔の日本のマンガが翻訳されて世界で読み返されているように。
そうなる未来を信じて今ちょくちょく日本語でyoutubeに動画をアップしてます。
https://www.youtube.com/watch?v=5iLOl4dPlq0&t
本文中で唯一知ってたケイシー・ナイスタット氏(CaseyNeistat)のテイストで。
【バブル史】捜査協力しつつ、裏社会に相談か。“伊勢丹事件”の顛末
佐藤 容一GIJ 経済
毎月「総会屋系」雑誌と言われる雑誌を書店で立ち読みしています。
最初は気になるタイトルの見出しを新聞広告で見つけたのが始まりでした。
雑誌を読むと気づくのが、一面広告の多さ。
どう考えてもこんな下世話な話ばかりの雑誌に、なぜ一部上場企業が広告を載せるのか不思議でした。
同時に、どう考えても広告効果のなさそうな中小の業種からの広告出稿もあります。
後でネットで調べて分かったことが、これらの雑誌が総会屋系と言われていること。
広告主は、もみ消して欲しい記事の代償に広告を出稿してるんですね。
総会屋系の雑誌には社会的に意義のある記事も出します。
例)TVCMの内容が明らかに消費者の誤解を誘う詐欺的内容であるという告発
広告主を神格化している普通のメディアでは読めない批判的な内容ばかりで面白いです。
※イチャモンに近い記事も多数。
私の総会屋系雑誌の読み方
1広告出稿してる企業を見て、どんなスキャンダルをもみ消しているのだろうか?と想像する。
2普通のメディアには載らない企業批判記事を読んで見識を広げる。
こんな感じです。
NORMAL
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