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超一等地の商業ビルがガラ空き! 銀座、渋谷、新宿、秋葉原でじわじわ進む経済の“破壊”
松山 知樹株式会社温故知新 代表取締役
コロナによる最大の変化はリモートワークの定着
一等地の地価はこれまで満員電車で成り立っていたので
コロナが終わっても
リモートワークが普及した以上、元には戻らない
満員電車復活 vs リモートワーク定着
みなさんはどちらを選びますか?
自明では?
いつか戻るは幻想。
むしろ今までが異常だっただけ、かもです。
GoTo“解約”支援申請 600億円超に
松山 知樹株式会社温故知新 代表取締役
GOTOトラベルを実施していた期間、地域経済は一時的に活気を取り戻していました。周辺業界への波及効果が大きい宿泊業は「地域経済にとってのエンジン」であることを、改めて皆さん実感したことと思います。こんなに劇的な影響をもたらすのか、と。
GOTOトラベルの需要誘発効果は「6倍」という試算があります。つまり、今回の600億は本来の目的のまま使われたなら、その6倍の3600億の消費を生んでいたはずでした。
(さらにこの10%が消費税で返ってくるなら、政府の実質持ち出しは240億という計算)
すなわち、地方経済をコロナで崩壊させないために、GOTOトラベルは極めてスジの良い策でした。少なくとも経済の観点からは、高く評価すべきです。
国民に直接現金を支給する打ち手(貯蓄にも回るため乗数効果は1倍以下)などより、遥かに効率の良い、賢いお金の使い方だったと言えます。
今回、突然の事業停止により、残念ながらGOTO予算の600億が「宿泊業を倒産させないための維持費」のようになってしまったのは確かです。本来の6倍の乗数効果は得られなかった。
ただ、これは仕方のないことです。
この600億のおかげで(身を切ってまで)コロナ収束に協力し、なんとか延命できた宿泊業は、近い将来、地域経済そして日本経済の、「実感を伴った立て直しエンジン」として、再び大活躍するはずです。
トータルで考えて、今回の600億は決して無駄遣いではなかった。そう思います。

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