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スタートアップ企業で働くなら押さえておきたい、「働きがい」のある職場の特徴とは?
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
記事中、石原氏が言う、 「(スタートップに転職後)働きがいはありましたが、その種類が違う感覚ですね。加えて、正直なところ、転職したばかりの頃は目の前の結果を出すことに一生懸命だったので、働きがいを語れるようになるまで、半年くらいはかかりました。」 仕事柄、多くの若手、中堅社員の方と関わることが多いのですが、大企業→スタートアップへ大企業では感じられない「やりがい」を求め転職する人は非常に多い印象です。しかしながら実際に(スタートアップに)入ってみると、目の前の仕事に邁進することになり、思い描いていた「やりがい」を感じにくい。 私は、「やりがい」は自分で見出す、育てるものであり、大企業であろうとスタートアップであろうと同じこと、ただし、 ・大企業の場合、「やりがい」に対する一人ひとり(特に上層部)の考えが古く(アップデートできていない)中でそれを見出すことが難しい。ただし、実際には大企業だからこその「やりがい」は必ずある。それを見出すには、「外に飛び出る(転職という意味ではなく)」=外側での活動(越境)を増やしながら、今の内側(大企業での自分)を見る意図的なアクションが必要。 ・スタートアップの場合、「やりがい」は日々の仕事で実は見えにくい。ただし、大企業と違い、経営や自社のブランディングなどに自分の仕事がダイレクトにつながっている感覚があるので、自分の意識、行動次第で、日々のさまざまなところにある。そのアクションを取らないと、結局は大企業にいる時と同じで、実は「大企業にいた時の方がよかった」と意味づけてしまう人も多い。 いずれにしても、経営において「やりがい」の醸成はとても重要なアクションだと思います。
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【赤字】有料会員170万人のクックパッドは、どこへ向かうのか
NewsPicks編集部
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
参入障壁の重要性を改めて感じながら記事を読みました。 「調理レシビ」という情報自体の価値、それをクックパッドで得る自体の価値、これにどこまで他サービスと差があるのか?と言えば、これはクックパッドの力の問題ではなく、そもそも「調理レシビ」自体では当然成長は止まる分野なのではないでしょうか。 他の方も述べている通り、何か調理で困った時に、今はYouTubeやInstagramにアクセスしてしまいます。理由は単純にアクセスしやすい(心理的にも)、情報の鮮度がある(素人さんや料理人の裏レシピなどのお得感)、など色々と挙げるとキリがないです。 例えは正しいか分かりませんが、Netflix、こちらもアメリカでは色々と言われていますが、他動画配信サービスはあれど、「Netflix」に行かないと観れないオリジナルの高品質のコンテンツがあります。「Abema」もその位置付けにあります。それ以外は正直、頭に浮かばない。(Gyaoも撤退しますね。) 正直言えば、クックパッドでなければならないという理由が今は見えない。 同社に関する数年前のNewsPicksの記事。過去を振り返っても仕方がないですが、興味深く拝見しました。 【直撃】赤字の「クックパッド」は、これから復活できるのか?(2020/2/19) https://newspicks.com/news/4644737/body/?ref=index
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【爆速】カインズが1年半、本気で組織変革をした
NewsPicks編集部
廣居 朋也株式会社Cogito 代表取締役
話題のカインズ、話題の西田氏、興味深く拝見しました。 記事にはキャッチーな言葉が並んでおりますが、一番重要なのは「現場に寄り添う」ことだと思います。私は若いころに某外資系コーヒーチェーンで現場職に従事していました。毎日朝のオープンから夜の閉店まで、店の自動ドアが閉じることなく続く長蛇の列。その日々に、経営(及び事業)は「現場が全て」という思いで仕事をしていました。 当時コーポレート(の要職)には、外資系の名だたる会社からヘッドハンティングできた人が据えられていました。それ自体は間違っていることではなく、優秀な方々がそれぞれのスペシャリティで会社を良い方向に導いていけば良い。しかしながら、段々とその人たちのメッセージと現場の状況がずれていく、もう少し言えば、コーポレートの顔が現場に見えてこない。見えてくるのは、かっこよくお化粧された資料たち。あるいは華やかに市場にプレゼンする方々と経済誌に踊る言葉たち。それでは現場の士気など上がるはずもなく、一人一人の動機付けも生まれることはなかったです。 「現場至上主義」を言っているのではなく「現場に事業上必要なものが全て詰まっており、そこで働く人たちにそれが内包している」というスタンスが重要であり、コーポレートと現場が協業できるか、その視座で行動する(メッセージを出すだけではなく、実際に足を運ぶ)コーポレートのCXO〜リーダークラスがどれだけいるのか。正直、まだ懐疑的です。 その意味でカインズの快進撃、西田氏の言葉には、琴線に触れる何かがある、そう感じました。
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