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「うっかり1票、がっかり4年」小池バブルはどうせ弾ける
長峯 明子
この記事は
「「うっかり1票、がっかり4年」小池バブルはどうせ弾ける」
このタイトルが全てですね。
長いので要点を抜き出してみました。
→今回の選挙を振り返り、立候補者の顔ぶれもよく分からないまま、都民ファーストというだけで投票した人も相当数いたのではないだろうか。劇場型選挙で大量の票が流れ込んだこの現象を、筆者は政治の「小池バブル現象」と呼んでおきたい。
もともと「通りやすく、落ちやすい」というのが都議選の特徴である。毎回、何かしらの風が吹き、その風に乗って当選する議員が多く、だいたい3分の1が入れ替わる。結果、当選回数も少なく、ある意味「素人議員集団」に近いのが都議会であり、平均年齢も若く当選1、2回という新人議員が6割近くも占める。
この先の都政運営で一番懸念されるのは、今回の選挙で大量議席を得た「都民ファーストの会」が小池氏の子飼いの集団に過ぎないからだ。どう考えても小池知事の方針に追従する性格が強い。その集団が「判断は知事の方針に従う」というのなら、議会本来の役割を果たせるのか大いに疑問である。
「玉石混交」といっては失礼かもしれないが、都議選への緊急避難、駆け込みで集まったメンバーが相当数いる。志がないとまで言わないが、どうも「選挙ファースト」の色彩が強い点が気になる。元民進系、元自民系、元みんな系といった移籍組がズラリと顔をそろえる。彼らは選挙前に移籍の理由をいろいろ弁明していたが、本音は小池ブーム(風)に乗っかりたかっただけである。首尾よく当選したので、それで目的を果たしたことになるのかもしれない。
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