Picks
2フォロー
3087フォロワー


「競技プログラミング」という青春 「開成―東大」天才学生たちの世界への挑戦(デイリー新潮)
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
「競技」としてきちんと「競技プログラミング」に取り組んでいる人のインタビュー。
野球とかサッカーだけじゃなくて、こういうのもスポーツとして注目される世界になるといいなー、と思ってます。囲碁将棋あたりは認知されてるかなー?と思うけど。
LINEに立ち入り検査 個人情報保護委
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
技術者視点だと、内容を分離して考えたい。
・個人情報を外国のサーバーに置くことの是非。(国により対応を変えるべきなのか?)
先日プライバシーマークの監査を受けたばかりなのだけれども、「個人情報を国内に置いているか」という項目はなかったように思う。現代はともかく、数年前は「AWSを使ってアメリカのサーバーに個人情報を保持している」なんてことはよくあったように思うので、ここをどうするべきかの基準が更新されるのであれば、早めに知りたい。
・個人情報を委託先の業者が自由に閲覧可能だった点
これも厳密には「規約をどこまで結んでいたか」と、「海外業者に個人情報を扱わせる是非」みたいなのに分かれるのかな。どちらにしても、ここは今回はやっちゃ行けないことをしてたのかな?という認識。個人情報を委託先に任せるのはめちゃめちゃ事故が起こりやすいポイントなので、ここは変わらず気をつけましょう。
まさかの逆転、日本の技術はなぜ中国に抜かれたのか 見直しが必要な産業政策と企業風土
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
「ウサギとカメ」に例える人がいるけど、大前提として、「同じことをやってたら人口が多い方がリードしていく」というのは当たり前で、「カメ」に例えるのはかなり違う気がする。そもそも「まともにやれば勝ちようがない」という前提は持つべき。
その上で「どうやって生き残っていくか」は大切だと思うけど、「この業界も負けてる」「この業界も負け始めてる」って話になるより「どの業界でちゃんと生き残るか」って話にした方がいいのかなー?と個人的には思う。
……ただ、これこそ「選択と集中」の話になって、これが正しく機能してないのが今の現状だよね、と言われると何も言えない。難しい問題。
「親も一緒に楽しみながら学ぶ」全国大会優勝・小学生プログラマーの両親に聞く成長の理由
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
とても良い記事。プログラミングの良いところの一つに、「一人で出来る事が多い事」があって、それが良く出ている。例えば「ロボットを作ろう!」とかだと小学生が一人で作るのはちょっと難しいよね、みたいな話。
>将来の夢は小児科医になることです
ここが本当によくて、「プログラミングが出来るからプログラマ」じゃないのが滅茶苦茶良い。プログラマも多岐にわたるけど、「企画を1から考えてプログラムを作る」ってところまでを一人でやるプログラマって殆どいなくって、実は「プログラミングコンテストで問うているのはプログラマーとしての適性ではない」ってのがとても大きなポイント。
でも、世の中に求められているののスキルの1つはこれで、「自分の仕事において、プログラムが何が出来るかを考える」ってところなのよね。だから、プログラミングが出来るからプログラマになる、って未来を描いてない子供がいるのは本当に良い事だと本当に思う。
Google、ネット広告の制限強化 個人の閲覧追跡させず
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
独禁法的な観点では触れずに、1ユーザ視点として。
世の中のいわゆる「ターゲッティング広告」って、なんか個人情報を追い過ぎて変なことになってた気がするんだよね。プリンターを買うと「このプリンターはどうですか?」って薦めてくる感じ。インク薦めてくるならいいのにね。
そこで、個人への解像度をもっと下げて、数千人単位のグループに分ける、って、実は広告の質が上がるんじゃないのかな、って個人的に思ってたり。だって同グループの人が買ったものを推薦するだけでいいわけで。自分のがヒットしちゃう確率は1/数千なわけで。
「個人の生活が追われている感じ」は嫌な消費者は多いけど、「ふんわりと属性を掴んでふんわりと推薦される」が嫌な消費者はそこまでいないと思うのよね。その世界に近づくならいいことなんじゃないかな。
Gunosy、DMMのCTOを務めてきた松本勇気氏が「LayerX」に参画する理由
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
ブロックチェーンのイメージが強かったので、「DX関連サービスの開発を手がけるLayerX」に違和感があり、調べてみたら、経理DXのクラウドサービスを始めてたのか。freeeさんと同じ感じかな?何でもかんでもDXと呼ぶのは少し違和感が。
けどLayerXが高度な技術力を持っているのは間違いないと思うし、DMM社内で変革を起こしてきた松本さんが加わるのは大きそう。
LayerXで変革をするとなるとブロックチェーン周りは関わってくるだろうし、金融関係でそういうところを変えていくのかなー?と理解しているけれども、ここについてはにわか知識なので分からず。今後が楽しみ。
ビックカメラ、容量無制限のクラウドサービス「Bic CLOUD」
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
容量無制限サービスは、今まで生まれては死に、生まれては死にを繰り返してきた印象しかないので、これも生き残る気がしない……。
前例いくらでもあるのにどうして無制限サービスを始めたんだろう? 写真・動画がスマホからなので容量が制限出来る、ってPickも見たけど、現代の人たちって写真・動画ってスマホが大半じゃない?と思ってるのでよく分からず……。
実質無制限(個人が普通に使う分には無制限と言っても問題ない範囲)だったりすれば多少は違う気がするけど……。
無制限にするなら、データをアップロードされる際にも何かメリットがある感じじゃないと厳しい気がする。画像データを集めてなにかに使えることでシナジーが生まれたりとか。でもビックカメラにそういうのがあるとはあんまり思えない。うーん?
アルツハイマー病進行、AIで予測精度85% 富士フイルム
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
(精度の話が記事上では甘いですが、他の人のPick的に信用できそうなので、ある程度まともなものが出ていると仮定して書きます)
「人間が職人芸で判断していたものが、AIに置き換わる」って事例がどんどん増えてるんだけど、この例は「人間がこれまで一切判断出来なかったところ」まで判断出来た例なのかな。そういう意味では一歩進んでる。AIに扱える領域が増えてるのを感じるなあ。画像を見て2値に分けているもの、というジャンルでAIに勝てる人間が現存するんだろうか。
「人間がちょっとしか出来なかったもの」がAIに出来るのは想像に難くないのだけど、「人間が一切わからなかったものがAIにわかるかどうか」はやってみないとわからないので、虱潰しにやってみるしかないのよね。
現代のAI研究がお金がかかるのはこの辺だし、「成果が出るか分からないけど研究費を注ぎ続ける」ってのが必要な例の一つ。資金力が大切。
性的指向や支持政党が顔認識アルゴリズムでわかる研究が物議を醸す
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
あんまり性的指向・政治の話と混同させたくないので、「個人情報の一部が7割くらいの精度でわかる」と置き換えた上で。
そこそこの精度(6~8割)出るだろうなとは思ってたし、逆にそこそこの精度だろうなと思う。顔ってそれなりに後天的な要素もあるので、生活がちょっとずつ滲み出てくるし、その複合判断で二分した時にそれなりに当たる、って感じに見える
「顔を見たらどういう人間かわかる」は言いすぎだけど、傾向は出ちゃうよね、とも。
ただまぁ、人間って「7割くらいそうだけど3割くらいは違う」って情報を扱うのがだいたい滅茶苦茶下手なので、個々人が判断材料にすることは避けたほうがいいかと。この「避ける」っていうのも極端な判断なんだけど、使おうとすると信じ過ぎちゃう人が多いので、避けるのが無難かな。
自分だけに音が聞こえる魔法のスピーカー「SoundBeamer」
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
「音とは波である」というのが大前提で、ノイズキャンセリングは、ノイズの音の波と反対の波をぶつけることで音が聞こえなくなる仕組み。
これはおそらく「色んなところから波を発して、ある一部分でだけ波が良い感じに合成されて波が大きくなる」とかそういう感じなのかな……?
超音波を使って音を良い感じに分割するシステムとかは結構ある。
>隣の音は聞こえない 立命館大の空間分割システム(もっと関西)
>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33219090Q8A720C1AA2P00/
多分人間の顔をAIで拾うのが新規性?これ自体は10年以上前からあるけど、組み合わせが新しいのかな。家庭レベルで使えるのは間違いなく便利だし、面白いなあ。
なぜ嫌われるのか--開発者に嫌われるプログラミング言語、それぞれの不満
高橋 直大AtCoder株式会社 代表取締役社長
おすすめに出てきたものの、なぜか1ステップリンクある。下の方を押せば全文読めます。
Java,JavaScript,C++,Perlが出てきてるけど、まぁよくある感じ。
Javaは「初学者が習うから」という意味で特殊枠として、他3つは「色んな書き方が出来る」「なんでもできる」って感じでボロクソに叩いてる人が多い印象。
ただこれってレベル帯によって全然違うと思っていて、例えばHello Worldとかを書きたい人が、classとかnamespaceとかを最初に絶対書かないといけない、みたいになったら、それ自体が嫌になると思うんだよね。
プログラミングをしっかり知った上で、色んなミスを知っていて、それを根絶しよう、って考えた時に、「きっちりした言語を使いたい」って思想にたどり着くタイプの人の思想が出た記事だと思う。
これを突き詰めると多分Rustに行くんだけど、Rust流行るのかなあ。自分も学んでるけど、主流にはならない気がするんだよね。

NORMAL