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エレキ業界で今何が起きているのか。その真相、深層、生命線
粟村 稔AEC Enterprise 代表
記事は結局IPCの宣伝になっていて、真相にもあまり迫っていないし深層を深掘りもしていません。確かに日本の製品戦略にはグローバルな視点が不足していますが、それよりも大きな問題は今や国内市場においても存在感を失いつつあるということです。それを最も表しているのが掃除機です。今や掃除機のトップブランドといえばDysonであり、iRobotです。国内電機メーカーはそれらの後追いをするばかり。韓国のレイコップにも侵食されています。テレビでも今や最重要部品のパネルは完全に海外に依存してしまっています。何が起こっているかといえば、マーケティングなどよりも基本的な技術開発で遅れをとっている状態になっています。日本市場しか見ていなくてもDotsonのゴミパックを不要にするという需要は十分に予測できたはずなのに、あるいは共稼ぎが増えている中で自動清掃の需要は見えていたはずなのにしっかりとした技術で遅れをとっていることが最も深刻です。実際には同じようなことが自動車でも起こりつつあります。日本国内でなぜVWやBMWのシェアがじわじわと増えているのか。そこには自動車の基本性能を追求する技術開発が置き去りにされている日本メーカーの現状があるのではないでしょうか。
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