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オイシックス・ラ・大地 髙島社長が語る“ちゃんと”と“やんちゃ”の両立、成長投資が可能な経営体質とは
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
高島さんは日本の食が安全ではなく、食べていいものではないと感じているのですね。
> 僕たちは安全な食べ物を販売していますが、安全な食べ物、食べていい食べ物がニッチなビジネスという状態は、あまり幸せな世の中ではないのではないかと。
これはちょっと衝撃ですが、日本の有機農産物つ流通比率が0.5%であることを指しているのではないかと思います。
私自身も有機農業にも慣行農業(農薬、化学肥料を適正基準で使った農業)にも関わっていますが、「どちらの方が安全」という観点は持ったことがありません。
なぜなら、日本は人類史上例をみない高齢社会で、乳幼児死亡率も世界最低だからです。
日本の食のほとんどが安全ではないということであれば、なぜこのような結果になったのか?
安全とはいったいなんなのか?
不思議でなりません。
海外客なし、民泊に逆風 見込めぬ需要、廃業加速の恐れ―東京五輪100日前
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
民泊新法では民泊の部屋の場所がし を禁止しています。つまりリモートワークなどの時間貸しは法律上できません。
教室やWSなども開催不可
その上に180日以内営業ルールがあるので長期滞在需要を受けようにも上限がなかなか難しい。
というようにもちろん法律ができた2018年には想定外でしたが、投資して始めたかたは不運と思うしかなく
自宅空き部屋活用の方は実質休眠状態で稼働は少ないと思います。
わざわざ廃業届出すのは投資型の人で自宅型の人は何もしないでしょうから、統計の数字以上に厳しいと思います。
ちなみに私もNPOで民泊やっていますが
学生たちが頑張って集客してくれている関係で2020年度は160日ほど稼働。
東京都の担当者が驚いて電話してくるほどでした。
ミシュラン星付きレストランから注文殺到──ニューヨークを席巻する植物工場生まれの「いちご」の正体
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
今ちょうど専門誌でイチゴの取材をしていることもあってとても興味深いです。すでに日本においてはイチゴの栽培技術はかなり確立していて、土づくりももちろん不要ですし、二酸化炭素や温度管理もデータが蓄積されているので売り先の確保さえ見込めていれば栽培1年目から投資に対しての回収が見込める業態になっています。
ただ疑問なのがなぜ太陽光ではなくLEDなのか?もしかしたら併用しているのを記者が理解していないのではないかと思います。
話題性としてはLEDを使い完全密閉の植物栽培工場が注目されますが初期投資とランニングコストを考えれば少し郊外や屋上で太陽光併用した方が圧倒的にコストが下がると思います。
4ヘクタール(東京ドーム1個分)でやるのであれば尚更。既存の日本のメーカーの技術ですぐにでも高品質イチゴ栽培が可能です。
情報開示が限定的なのはそこに理由があるのかも知れません。技術的にはコピーが容易な可能性が高いと思います。
記者がもしかしたら誤解しているのではないかと思うのは
「ほとんどの農産物が植物栽培工場で」の意味が世界の食糧生産の殆どがという意味なのか(それは絶対ないでしょう)、レタス以外の果菜や穀類などのほとんどの種類の農産物が、の意味なのかは大きな違いですがどちらとも読み取れる書き方をしている点です。
いずれにせよ日本の農産物のブランディングに繋がりそうなこの取り組み大成功してほしいとはもちろん思っています。

料理本ベストセラーで読み解く「コロナが変えた食トレンド」
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
おいしいものを食べるために時間をかける
というのはとても贅沢なことです。パンを焼いて片手にパパッと食べるのとご飯を研いで炊飯器で40分という手間そして一人分を炊くのはなんか勿体無い、という格差がご飯離れを進めてきたのだと思います。私もそうでした。
イタリアでチーズ職人修行をしていた友人に聞いたのですが、職人仲間ではみんなでどこに食事に行くかというのは最大の関心事で
隣町の〇〇に一緒に食べに行くとなると1週間前からその話題で持ちきりになっていたそうです。
贅沢というのはちょっとした快楽の共有のために時間と手間をかけてその瞬間に気持ちを高めていくことができるライフスタイルなのかなと思いました。
私も農業を始めて15年。
馬車馬のように働いて食事はかき込んで終了という生き方ではなく、自分が食べるものもなるべくタネや苗から育てて、調理もして子どもたちなどに食べてもらう日常となりました。
何よりの贅沢だなと思います。
「サピエンス全史」によるとかつて火のない時代人類は1日10時間以上、食の獲得と噛み砕き、消化に時間を費やしていたとのこと。
食に時間をかけることのかけがえのなさに気がつく人が増えることでライフスタイル自体の考え方も変わっていくといいなと思います。
「旅行需要は必ず復活する」コロナ禍でインバウンド事業の売上98%減を経験したWAmazingが生き残れた理由
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
旅行も観光も戻るでしょうけど、元のようには戻らないように思います。
本当に旅好きな人は戻るけど、ツーリズムの熱狂になんとなく乗っていた層はむしろ足元の暮らしの充実こそを追求するように思います。
物理的な距離を旅とするよりもどのように日常を旅のように楽しむか。
型はまらない驚きの体験を提供できるのか?
私自身の事業においても五輪を意識して一橋大生たちとゲストハウスを始め地域限定旅行業を取得したインバウンドのあては外れましたが
ゲストハウスの利用者は秋以降、カップルや学生などの長期滞在に支えられて去年よりも多くなっています。
朝、畑で野菜を収穫しダッチオーブンでのピザトースト作りなど好評です。
あれやこれやを楽しくトライして繋いでいこうと思います。
日本企業はホモソーシャル社会から抜け出せるのか?
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
大きな企業は脱却しないと取り残されて行くのは間違いないと思います。
一方で日本の地域社会を支えてきたホモソーシャルをどうするのかは結構な難題だと思います。
現状だと大相撲もそうですが古くからある祭りなどの神事はホモソーシャルありきで成り立ってきています。
規約的には女性を排除していないものの実際はホモソーシャルの上に成り立つ長老政治であり、それが地方から中央までのおもに自民党などの政治組織を支えています。
それも変化させて行くべきというのは確かにそうですが、いくつもの地域団体に所属していると、いままでの「古き良き」も大事にしながらの移行は結構時間がかかるだろうと思いますし
ガラガラポンに耐えられる共同体の体力を地域が持っているかというとそこも難しい。
でもまずは課題認識から始め、打ち破って行く具体的な例が未来を作って行くのでしょう。
ちなみにウチの部落の青年部はかなり格式ある祭りを担っていますが、今年の部長は女性です。
移動制限、農業生産に影 食品は6年半ぶり高騰
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
食料自給率に関する議論がまた盛んになりそうですが
そろそろカロリーベース計算の是非みたいな平行線を脱却して
食の安全保障の観点から本来的な食糧自給力、持続性の評価が説得力のある形で出てこないものかなと思います。
農業従事者の超高齢化と遊休農地についても実際どんな見通しなのか、耕作放棄地の中にはすでに山林化してしまい開墾しなければ農地利用できない場所も多いでしょう。
各自治体農業委員会があって毎年農地パトロールしているのである程度正確なデータも揃っているのではないかと思いますが。
あとは、結局のところ農地貸借はまだ心的障壁が高く、新規参入はずいぶんしやすくなったものの容易ではないのも事実。
農地集約が進めば生産性が上がるのは間違いないのですが、一方で野菜なんかは余っていたりして、生産性が上がれば価格が安くなる。そこのところの調整は本当に難しい。

【筒井康隆】執筆は享楽。作家62年目、文豪の胸の内
小野 淳㈱農天気 東京農業クリエイターズ
10代の頃は筒井康隆のエログロナンセンスにどっぷりハマっていました。
文学をブンガクとカタカナ書きにして徹底的に笑い飛ばすような作品の方が好きでした。
ビートたけしもそうですが血気盛んな頃は完全に下衆いものとしてPTAなどから「こどもに見せたくない」
存在だった人が不屈の精神で継続するといつの間にか権威となり芸術と評価されるのって
本人が一番ブラックユーモアだと思っているのではないでしょうかね?
小学生の時に図書館で読んだSFジュブナイルシリーズの「時をかける少女」で胸キュンして
筒井康隆本を買って読んだら全くテイストの違う狂った作品ばかりでたまげましたw
悪い大人に騙されたような背徳感でよみふけりました。
下衆い筒井康隆が最高でした。本当にモラルのかけらもないような小説を書いているのでぜひ多くの人に読んでもらいたいです。

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