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音楽大手ユニバーサルがTikTokとの契約終了、「報酬が低すぎ」と非難
種茂 正彦無所属
レコード会社にとってのビジネスの源泉は録音された音源の収益化が主流。加えて子会社が持つ音楽出版利用の収益化が続く。TikTokからはいずれについても相応の対価が支払われて来なかった。ユニバーサルミュージックはそのプロモーション効果を考えて楽曲利用について協力してきたが、対価について双方折り合いがつかず、全楽曲の配信停止と言う最も強い交渉カードが切られることになった。かつてはYouTubeとも使用料をめぐる同様の交渉があり、お互いに折り合いをつけて楽曲使用ができるようになったので、TikTok( Bytedance社)とも同様の交渉が続くと思われる。Bytedanceがどこまで妥協するか、が鍵。
AI音源の利用が増加することによってアーティストへの収益還元が希釈されるという問題はTikTokだけでなく、Spotifyなど他のプラットフォームでも顕現しているが、他のプラットフォームは何らかの対策を講じるように動いている。
https://www.musicbusinessworldwide.com/confirmed-all-of-universal-music-groups-music-will-be-removed-by-tiktok-in-the-coming-days/
スポティファイ、従業員17%の1500人削減 今年3度目
種茂 正彦無所属
音楽定額サービスにおけるSpotifyのシェアは30%(下記引用)でトップ。音楽産業におけるRecorded musicの売上84%はストリーミングサービスにより生み出されている。その最大のプラットフォームのSpotifyにおいても人員削減するというニュース。
https://explodingtopics.com/blog/music-streaming-stats
さらなるコスト削減で次に何に投資するのか?がまだ見えない。
Tencent Musicが着実にシェアを伸ばし、Apple, YouTube, Amazonとは財務的な体力勝負では勝ち目なし。アーティストからの売上還元要求へのプレッシャーは年々強くなり、ますます酸素の薄くなる状況。
NORMAL
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