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映画『オッペンハイマー』で広島と長崎が「脚注」に追いやられた理由 | 原爆の残虐性を描かなかったのは「金銭的判断」
クーリエ・ジャポン
高橋 謙一元医学部技術職
>原爆を発明した男の生涯を描いたとされる映画は、こうした破壊と惨状にいっさい触れていない。 破壊と惨状のシーンは無くとも、オッペンハイマーの主観的映像として巨大な炎と大音響で描写されている。 3時間という上映時間で寝てしまったところもありますが、日本人として気になるところはありました。ナチスドイツが降伏し、日本も敗北が確実になった状況で、「マンハッタン計画」のスタッフたちが計画中止の流れに対し、オッペンハイマーは原爆投下の必要性を、日本人は自ら戦争を止められないと判断したことです。また、一発目は原爆の存在を示すために、二発目を原爆投下の継続を示すためであるにしても、人のいない所でも良かったのではないか。原爆が「戦争抑止」ではなく、「戦争の不可能」が目的であったことも、当時ソ連が同盟国であり軍拡の一番の懸念国に、原爆投下を事前に知らせなかったことは、ソ連に対し不信感を与えて「冷戦」を招く要因にもなっている。共産主義者として糾弾され、それが個人的な逆恨みであったことに、日本人だからなのか、あまり関心は持てなかった。オッペンハイマーは科学者であると同時に、時に経営者のように、政治家のように、セールスマンのようにという多面性のある人物のようだ。 この作品を「歴史」として正しいかというよりも、「原爆」を「装置」と言い換えるような戦時の科学者たちは、戦争という極限状態で、被爆した側と原爆を投下した側が逆の立場になった時の自分をわからせるのかもしれない。
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日本に限らず世界同時多発的少子化の中で「国の富は産まれても子が産まれない」少子化の潮流(荒川和久) - エキスパート
Yahoo!ニュース
高橋 謙一元医学部技術職
>アフリカなどの低所得国の出生率が高いのは、それだけ生まれてきた子が大人になる前に死んでしまうからこそ多く産むという出産メカニズムによる。 >先進国をはじめとして全世界的に下がったことによる「子どもが死ななくなったがゆえの人口増」なのである。出生だけに人口増減は依存するのではない。 世界人口は結果として増加している。人口が増加している社会と低下している社会がありそうだ。 「サハラ以南のアフリカの出生率がなかなか下がらないのは一夫多妻が認められていることとも無縁ではない。 WEIRDな社会が自らの価値観がもたらす人口減少に耐えきれなくなって社会が崩壊し、どこかのタイミングで非WEIRD社会との経済的な逆転が起こるだろうか?」 https://gendai.media/articles/-/125538?imp=0 *WEIRD:西洋化されていて(Western)、教育水準の高い(Educated)、工業化された(Industrialized)、裕福な(Rich)、民主主義の(Democratic)社会で生まれ育った、人類史全体からすればWEIRD(変わった)な人たち。個人主義的傾向が強く、公平なルールや原則を忠実に守る傾向があり、見ず知らずの相手や匿名の他者を心から信頼し、誠実かつ公正に扱って協力することができ、身内びいきは悪しきことと考え、一夫一婦制こそが正しい制度であると信じている
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