Picks
89フォロー
2697フォロワー



【直撃】佐々木紀彦インタビュー。NewsPicks退任の真意
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
佐々木さんの新たなチャレンジを全力で応援しています!
あらゆる業界が再定義され、アップデートが余儀なくされていく世の中で、新たな価値を生み出そうとするチャレンジャーが起業を通じてうねりを起こしていく。
佐々木さんが起こそうとする産業や業界のうねりが、次世代につながる新たな価値になっていく予感がします。
上場企業、脱「中国依存」4割超 供給網、周辺国へ分散
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
米中貿易摩擦やコロナ感染拡大でも明らかになったように、生産拠点の分散化やポートフォリオはサプライチェーン保全において大変重要。
かつ、中国への技術やノウハウ流出なども懸念の一つ。
ノウハウ流出の視点では、日本や他国のOEM工場にもノウハウ収集の触手は伸びてきており、そちらの対応はゆるゆるなので手遅れにならないように対策が必要。
一方で、消費国としては無視できない市場であり、自動車、化粧品、ベビーマタニティ、ヘルスケア、家電など、中国の消費影響力への依存が必要な業界や会社も多い。むしろ、もっと本気で向き合わないとその巨大消費を取り込むことすら困難。
中国4大IT企業「BATH」が、米国「GAFA」になかなか勝てないワケ
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
私はよく「Innovation」の国はアメリカ、「Imitation」の国は中国だと言っています。
アメリカは世の中にない新たな価値を生み出す環境や土壌が整備されており、中国は世界で生まれたInnovationを中国大陸の14億人という市場規模に爆速で適用して巨大化しています。
その意味で、記事にある通り、中国企業の課題は「Innovation」と「Globalization」と言えると思います。
しかし一方、最近では清華大学周辺の中関村や深セン地域発のエコシステムで生まれるInnovationには注目が集まっていますし、一帯一路や華僑圏を見据えた新たなグローバル戦略があるので、一概に中国のグローバル化が進まない、とも言い切れない。
さらに言えば、最近ではBATHの次なる成長企業群であるTMD(Toutiao,Meituan,Didi)などの巨大企業がグローバルを視野に入れて飛躍的に成長してきているため、GAFAとBATHを単純に比較するだけでは、米中の本質的なベンチャーエコシステムや世界覇権の議論はできないのではと感じます。

【速報】12兆円規模の「独身の日」で売れまくった日本ブランド
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
日本のブランドは中国の輸入品ブランドとして総合第一位になっていますが、勝てているカテゴリーはまだ少ない。
ユニクロやMUJIを除けば、美容(化粧品や美容機器)、ヘルスケア(健康食品や医薬品)、ベビー・マタニティ、食品あたりが強いですが、逆に言うと「安全・安心」というブランドポジション以外での魅力が不足しています。
さらに、カテゴリー1位は少ないので、輸入品や出品・出店ブランドの多さからロングテールで総合的に強いという状況かと思います。
一方で、日本の匠の技術や文化を背景に、人気になり得る分野はまだまだ発掘できるため、内需に留まらず海外へチャレンジできる環境整備や投資基盤が必要だと感じています。
コロナもそうですが、今後の人口縮小により、日本は内需以上に外需が求められてくるため、果敢なチャレンジとチャレンジを促進できる支援や環境が重要だと思っています。
アリババ特売「7兆9千億円」 中国「独身の日」
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
今年の独身の日は、政府からの消費促進もあり、昨年比200%近くまで伸びました。
さらに、娯楽の選択肢や消費対象が減少していることから、買い物への需要が加速したと言えるでしょう。予約&決済期間が前半と後半に分かれ、予約から決済の短縮化と計上期間の長期化も影響しています。
一方で、独身の日キャンペーン前後の買い控え、その波動による生産や在庫調整の不安定さ、値引きによる価格崩れやブランド毀損など、裏側に潜む課題は多々あり、年々その課題感は増しています。
過度なキャンペーンでの販売促進だけでなく、常時に売れるブランド創りが大事。
网易(ネットイース)は一部W11からの撤退を表明していたり、ハイブランドではそこまで注力をしないブランドも出てきております。
今年はコロナからの完全復活を世に訴える象徴的イベントになりましたが、この後の消費やキャンペーン依存の消費促進は、決して楽観的に見るべきではないと思います。
個人的には、抖音や快手などのショートムービープレイヤーのEC加速により、寡占化した市場に風穴が空けられるかに注目しています。
中国「独身の日」 アリババ取引額は7・9兆円
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
今年の独身の日は、政府からの消費促進もあり、昨年比200%近くまで伸びました。
さらに、娯楽の選択肢や消費対象が減少していることから、買い物への需要がさらに加速したと言えるでしょう。
一方で、独身の日キャンペーン前後の買い控え、その波動による生産や在庫調整の不安定さ、値引きによる価格崩れやブランド毀損など、裏側に潜む課題は多々あり、年々その課題感は増しています。
平準化や常時に売れるブランド創りが大事。
网易(ネットイース)は一部W11からの撤退を表明していたり、ハイブランドではそこまで注力をしないブランドも出てきております。
今年はコロナからの完全復活を世に訴える象徴的イベントになりましたが、この後の消費やキャンペーン依存の消費促進は、決して楽観的に見るべきではないと思います。
中国「独身の日」セール終了 アリババ、7兆円超え
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
今年の独身の日は、政府からの消費促進もあり、昨年比200%近くまで伸びました。
さらに、娯楽の選択肢や消費対象が減少していることから、買い物への需要がさらに加速したと言えるでしょう。
一方で、独身の日キャンペーン前後の買い控え、その波動による生産や在庫調整の不安定さ、値引きによる価格崩れやブランド毀損など、裏側に潜む課題は多々あり、年々その課題感は増しています。
平準化や常時に売れるブランド創りが大事。
网易(ネットイース)は一部W11からの撤退を表明していたり、ハイブランドではそこまで注力をしないブランドも出てきております。
今年はコロナからの完全復活を世に訴える象徴的イベントになりましたが、この後の消費やキャンペーン依存の消費促進は、決して楽観的に見るべきではないと思います。
11月11日は「独身の日」 中国でネット通販各社がセール
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
今年も独身の日(W11)が来ました!
天猫の流通総額は本日0:30には3727億元(約6兆円弱)で昨年の記録を大きく更新。
今年は前半後半の予約制となり、既にある程度の勝負は決していますが、力強いW11の存在感と好況感を世界に示すイベントになっています。
日本ブランドはYAMANや花王・資生堂が輸入品ブランドとして上位に食い込み、輸入品の国別ランキングでは日本が例年通り1位の状況です。
一方で、キャンペーン依存型(割引主導)によるブランドの疲弊感や月次ベースの波動の大きさからの在庫や生産コントロールの問題、プラットフォーム依存の投資合戦での差別化の難しさなど、お祭り騒ぎのイベントの裏側には大きな課題がある状況。
消費者(やバイヤー)からすれば、破格の安さでお気に入りのブランドや日用品などを買えるため、需要はとても大きく話題のイベントではありますが、この流れがどのように変化していくか、個人的にはとても注目しています。
上場秒読みのコスメ「完美日記」、急成長を維持するも純損失180億円 目論見書から読み解く今後の課題
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
中国で市場を取るためには、想像を絶する大型投資(赤字許容)でマインドシェアを高め、市場を取る必要がある。これが日本企業が真似しづらい点であり、日本ブランドの中国事業のボトルネックになる。
その意味で、追随する花西子などを振り切り、ロレアルやエスティーローダーを超えていこうとするビジョンからすると、現時点での赤字幅は許容範囲だと思います。
一方で上場していく中で注視するのは以下の視点。
1.顧客獲得からのLTVがどうなっているか?
⇒この辺は完美はとてもうまくやっているが、中国市場はLTVを高く保つのが厳しい(熱しやすく冷めやすい)市場であるため、先行投資の回収が難しい点は要注意。LTVやリピート率は重要な指標となる。
2.グローバル市場での伸びしろは?
⇒まだまだ中国市場でも充分の伸びしろはあるが、その後のグローバル展開をどう捉えて、伸ばそうとしているのか。グローバルブランドとして上場していく中で、グローバルでの伸びしろはとても注視される。今の所、中国メイクと言う市場は日本でも一定の評価がされているが、アジアや他の市場でどのような戦略で伸ばしていくのかが楽しみな面でもある。
3.ハイブランド・プレステージ化
⇒現在は、低価格帯~中価格帯をメインにしているが、高価格帯のハイブランドへどのように切り込むのか。基本はM&Aをメイン戦略にしているが、価格帯を下から上に上げていくのは想像以上に難しいため要注視。
4.株式市場からの黒字化プレッシャーによる事業停滞
⇒CAC(顧客獲得コスト)も高く、LTV(生涯収益)を高く維持するのが難しい中国市場で黒字化を目指した途端に、多額のマーケコストと言う麻薬の抑制により事業が停滞するリスクはどのくらいあるのか。
以上、中国発ブランドの今後のチャレンジにとても注目です。
アメリカ大統領選 バイデン前副大統領当選確実 米主要メディア
濱野 智成株式会社トレンドEXPRESS 代表取締役社長
今後、アメリカは国内の分断や格差問題への対応をしつつ、どのように国際社会でリーダーシップを発揮するかが注目されますが、個人的には前々から伝えて来た世界覇権国の入れ替わりのきっかけとなる歴史的転換点になる気がしています。
特に中国の躍進は賛否がありながらも加速しており、一帯一路政策やデジタル人民元構想などで、新たな価値を生み出そうとダイナミックで戦略的な動きが活発です。
一方、分断される国内での求心力を維持しながら、国際社会での優位性を示し続けることは容易ではなく、アメリカの停滞を引き起こす可能性は高い。
大航海時代、産業革命、列強、世界大戦、現代社会と5世紀以上欧米主導で動いてきた時代的流れが変わり、世界経済のアジアシフトがより一層加速していく、そんなきっかけになる歴史的な転換点に生きているのではと思います。

NORMAL