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【誤解あるある】システム開発の品質とスピードはトレードオフなのか?
星野 優Tech Fun株式会社 取締役兼COO
品質を犠牲にする、は確かに曖昧な表現で事業者と開発者でそれぞれ都合の良い解釈をしがちなところです。 記事とはちょっと別の観点になるかもしれませんが、システム開発工程における、所謂"品質の作り込み"の、どの品質を犠牲するのか、そして品質を犠牲にしたことによっても、ローンチ後のサービスや事業運営にどのような影響でるのかかわってきます。 正確を求めるともっと表現は変わるのでしょうが、イメージはこんな感じでしょうか。 要件を削る⇒機能が減るので、エンドユーザの利便性やそのサービスそのものができること、業務運用の負荷低減、が犠牲になる 設計を削る⇒要件通りにシステムが動く可能性が低くなり、サービスにおいては、想定していたビジネスプロセス通りの挙動をシステムがしてくれない可能性が高くなる。 テストを削る⇒設計通りのソフトウェアが作られているかどうか担保できなくなる。サービスにおいては不具合、障害が発生する可能性が高くなる。 システム開発プロジェクトが逼迫している中で、分析している時間もないのが実情ですが。 あとは、システム開発で作成予定だったドキュメント(設計書類)を削る、や各種レビューを削る、だと記事の内容に近いのかな。
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