中井 健太

ここに書いてあること、完全同意です。自分もそういった情報に触れることが多いので僭越ながらここに自分なりに根深い課題を追加するとすれば、 1) 企業側の学習機会が失われており正のループが回っていかない。スタートアップが「もうダメだ」と見捨てる際に「見捨てますね、なぜなら〜」などとフィードバックをくれることが少なく企業側が次に生かせる学習の機会が失われており活動が活発化していかないという問題があります。なのでこのように情報が記事化され広く認知されることには非常に価値があると思っています！ 2) 経営層が直接話す機会が少ない。スタートアップ経営者の意思決定には往々にして「何となく」という感覚が多分に含まれていると感じており、ビジョンが合っているかは協業を進められるかにおいて非常に重要なポイントの一つです。そこを強く語れるのはやはり企業側も経営層になるので直接話すことの影響力は計り知れません。 3) 組織/個人の学習不足。記事内でも問題の一つに挙げられていますが新たなテクノロジーやビジネスモデルに対して常に勉強できる人材が外部連携においては最強だと感じます。「昨日の正解は今日の不正解」というマインドセットを持って常に最新の情報を素直に吸収できる組織/個人は本当に尊敬します。 他にも大量に課題はあるのですが、一つ一つ少しでも前に進むよう取り組んでいきます。まずここに書いてあることを、実直に吸収して今すぐ実践していくことが第一歩になると信じております！

今となっては有名企業の初期のユーザー獲得施策がイントロとしてまとめられています。これ各企業の時系列に並べるとより見えてくるものがあるのですがマーケティングの鉄則通り口コミは引き続き重要なことに加え、各チャネルのインフルエンサー通しての高エンゲージメントマイクロコミュニティへのアプローチが垂直立上げには効果的な印象です。

圧倒的な画像認識アルゴリズム技術を保有する中国ユニコーン、Sensetimeの時価総額が日本円で約8000億円に到達。IPOは急がない姿勢とのことですが、大賛成です。 AIに「目」を与える技術はこれから起きるであろう世界の変化の根底にある必須要件ですがその技術で世界をリードしているのが彼ら。実は日本でも2拠点を構えています。

“例えば、レコードプレーヤーの針ですが、針の材料がチタンになったとしても材料の変化ですよね。でも、CD、DVDになったらそもそも針の出番がない。「同じものの代替」ではなく、「同じ機能の代替」が一番怖い。競合相手よりも、代替して製品を不必要にしてしまうものが本当の敵です” これには概ね同意です。そのためには今自分が提供している「価値」について正しく理解しておく必要がある。セオドアレビットじゃないですが「人々は穴を開けるためにドリルを買っている」のでしっかりとドリルでなく価値のほうに集中したいですね。

ポケトークが翻訳機能のSDK提供！これはめちゃ良きですね、SDKとして提供するのは今回が初のケースなんでしょうか...？だとしたら今後の展開が楽しみですね！

究極のパーソナライゼーション、自動運転、無人店舗、こういった盛り上がるぞー！という領域の市場立ち上がりは2019年に一気に2つのインフラの整備によって加速すると考えます。5Gとエッジインテリジェンス。個人情報保護との折衝はありながらもエッジへのAI実装/制御が実現することでブロックチェーンも合わせて世界はより中央集権的/大衆的アプローチから個々別の要望に応えられる局地戦に一気になだれ込んでいきます。